ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
山手線の歴史―駅からたどる150年史
小林 祐一(旅と歴史のプロナビゲーター)

曜日 | 土曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全8回
・04月12日 ~
06月21日 (日程詳細) 04/12, 04/19, 04/26, 05/17, 05/24, 05/31, 06/14, 06/21 |
コード | 110263 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 23,760 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 27,324 |
目標
・鉄道の建設が近代日本に与えた影響を学ぶ
・山手線の歴史を通じて東京の歴史を学ぶ
・山手線の特徴を知ることで東京の地形や地理、地誌を学ぶ
講義概要
日本の近代化に鉄道が果たした役割、とりわけ山手線が東京という都市の発展に果たした役割をさぐります。鉄道黎明期、別々の路線として東京に誕生したいくつかの鉄道が、やがて統合して、現在のような環状運転を開始。そしてその後も現在に至るまで山手線は東京の都市化に伴って変化を繰り返してきました。そんな山手線の歴史を「駅」をキーワードにたどります。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 04/12 | はじまりの駅。ゼロからスタートした鉄道事業 | 明治5年(1872)、日本の鉄道史最初の駅として誕生した品川。次いで新橋ステーション。現在も進化を続ける二つの駅について |
2 | 04/19 | 北の玄関口とそれを取り巻く駅 | 明治16年(1883)、上野駅開業。これによって変化した周辺の町と駅について |
3 | 04/26 | 街道と鉄道が交差する駅 | 明治18年(1885)、品川〜赤羽間に開業した日本鉄道品川線。沿線の駅と街について触れます。 |
4 | 05/17 | 列車運転の都合で開業した駅 | 明治29年(1896)、田端駅開業。明治34年(1901)、大崎駅開業。明治38年(1905)、日暮里駅開業。この3つの駅の開業に共通する事情を探ります |
5 | 05/24 | 「山手線」の名称が誕生 | 明治36年(1903)、池袋駅開業。山手線の歴史にとって大きなターニングポイントとなります |
6 | 05/31 | 日本初の高架鉄道 | 明治42年(1909)、新橋駅移設開業。明治43年(1910)、有楽町駅開業。そして大正3年(1914)、東京駅開業。高架線という新しい都市鉄道の姿がスタート |
7 | 06/14 | 山あり谷ありの山手線 | 山手線は、都市鉄道としては異例といっていい、平坦な場所ではなく変化に富んだ地形の土地を走ります。その背景を探ります。 |
8 | 06/21 | 進化を続ける山手線 | 環状運転実現後、46年ぶりに新規開業した29番目の駅西日暮里、西日暮里駅開業からさらに49年ぶりに誕生した高輪ゲートウェイ駅 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆3/8(土) 13:30より本講座の無料体験講座を早稲田校で実施します。
◆無料体験講座お申し込みはこちらから。
https://www.wuext.waseda.jp/course/detail/65490/
講師紹介
- 小林 祐一
- 旅と歴史のプロナビゲーター
- 旅と歴史のプロナビゲーター。街と鉄道の歴史、文化遺産、城郭史、神社仏閣などの分野を中心に、講師と、取材・執筆の両輪にて活動中。講師としては、「わかりやすい」「発見がある」をモットーに、カルチャースクール等では「山手線 駅と街の歴史と魅力」「旅する城」「もっと知りたい お寺と仏像」などの講座や、現地探訪の歴史講座の講師をつとめる。2024年はテレビ番組『林修のニッポンドリル』『有吉の木曜バラエティ』に山手線の解説者として出演。著書は『山手線 駅と町の歴史探訪』『四国八十八ヶ所札所めぐり 遍路歩きルートガイド』『日本名城紀行』など多数。日本歴史学会、日本城郭史学会、交通史学会会員。