ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

歴史上の人物と和菓子の文化

  • 秋講座

青木 直己(元虎屋文庫研究主幹、放送大学非常勤講師)

曜日 水曜日
時間 15:05~16:35
日程 全9回 ・09月30日 ~ 11月25日
(日程詳細)
09/30, 10/07, 10/14, 10/21, 10/28, 11/04, 11/11, 11/18, 11/25
コード 130286
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 26,730
ビジター価格 受講料 ¥ 30,739

目標

・歴史上の人物を通して和菓子の歴史と文化を理解する
・同時に日本の歴史と食文化についても知見を広める

講義概要

現在の和菓子は17世紀の京都で誕生して、19世紀の江戸で大成します。しかし、その過程には長い歴史の積み重ねがありました。本講座では歴史上の人物の事績を通して和菓子がどのように発展してきたかを紹介します。例えば鎌倉時代の禅僧、栄西や道元らがどのように饅頭や羊羹をもたらし、日本の食文化に革命的な変化を与えたかなど史料にそくして検討します。同時に和菓子を通してみた日本の歴史を紹介します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/30 唐僧鑑真と砂糖の伝来 現在、菓子の味覚と言えば甘みです。その代表的な甘味料である砂糖とその他甘味料の歴史について紹介します。
2 10/07 王朝文化と菓子 紫式部や清少納言作品を通して平安時代の菓子を紹介するとともに、中国伝来の唐菓子についても触れます。
3 10/14 禅僧と饅頭・羊羹の伝来 日本に臨済宗や曹洞宗をもたらした栄西と道元。彼らがもたらした点心の歴史と日本の食文化へ与えた影響について検討します。
4 10/21 豊臣秀吉と南蛮菓子 ポルトガル人の来航以降、カステラや金平糖ほかの南蛮菓子がもたらされ、多くの人々に賞味されました。その状況を紹介します。
5 10/28 京菓子の誕生 京菓子の成立を公家社会のあり方や虎屋ほかの菓子屋の活動を通して検討します。
6 11/04 旗本の記録と菓子 森山孝盛という中級旗本の記録から武家社会における菓子の受容を検討します。
7 11/11 光格天皇と菓子 多くの事績を残した光格天皇。和菓子にとっても多くの得がたい記録を残しています。そうした記録から江戸時代後期の天皇・公家社会と菓子の関係を紹介します。
8 11/18 歌川広重が描いた菓子 広重が描いた錦絵を通して江戸時代後期における庶民文化と和菓子の大成を紹介します。
9 11/25 文豪と和菓子 夏目漱石や森鴎外の人となりや作品から明治の和菓子文化について検討します。

講師紹介

青木 直己
元虎屋文庫研究主幹、放送大学非常勤講師
国分寺市史編纂室・立正大学文学部助手を経て株式会社虎屋入社、2013年虎屋文庫研究主幹にて退職。日本の食文化史および和菓子の歴史と文化の研究を行う。著書『図説和菓子の歴史』『幕末単身赴任下級武士の食日記 増補版』(ともに筑摩書房)『江戸 うまいもの歳時記』(文春文庫)監修『美しい和菓子の図鑑』(二見書房)ほか。NHK時代劇の時代考証を担当 。

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