ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

日本城館史概説

  • 秋講座

齋藤 慎一(東京都江戸東京博物館分館江戸東京たてもの園 学芸員)

曜日 土曜日
時間 13:10~14:40
日程 全3回 ・10月03日 ~ 10月31日
(日程詳細)
10/03, 10/17, 10/31
コード 130223
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 9,878
ビジター価格 受講料 ¥ 11,214

目標

・戦国時代以前の城のイメージを正しく理解する
・中世城館の見方を身につける
・城館の構造や変遷から、日本中近世史の理解を深める

講義概要

日本国内には3万ヵ所にも及ぶ古城址があると言われます。そのほとんどで建築物は残っていません。当時の面影を残す城館といえども、当時の土木工事の痕跡をとどめるのみです。しかしそのような城館址であっても、歴史を雄弁に語っています。本講座は【城の日本史】と【城跡をめぐる】の二つのテーマが交互になるように組みました。講座を通して、中近世の城館の見方を身につけ、探索に訪れた城館址でその痕跡から歴史を理解し、かつ楽しめるようになることを目指します。とかく娯楽の対象として語られる城館ですが、過去の戦争を意識し、地域や日本列島の歴史を考えてみたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 10/03 【城跡をめぐる】躑躅ヶ崎館・要害山城・新府城 戦国大名武田氏の本拠で著名な3つの城館を紹介します。とかく武田信玄・勝頼で語られることの多い3城ですが、遺構が語る様相は意外な結論をもたらします。甲府の成り立ちにもかかわる本拠の展開が興味深いです。
2 10/17 【城の日本史】聖地と城館 イワクラ・温泉・霊山 副題からどんな内容のお話となるか、想像はつきますか。城館の成り立ちを考える際に、平城タイプと山城タイプがあります。このうち山城タイプとはどのような特徴があるのでしょうか。そのことについて具体例を交えて解説します。
3 10/31 【城跡見学】石神井城 東京都練馬区の石神井公園内にある石神井城を訪ねます。15世紀後半に起こった享徳の乱・長尾景春の乱に際して、豊島氏が江戸城と河越城の連絡を断つために築城し、太田道灌によって落とされた城館です。15世紀後半の典型的な城館を解説します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講義は、実地研修を予定しています。集合場所等は、別途、講義の中で詳細をご案内します。移動に時間がかかりますので、お申込みの際は、前後に時間の余裕をお持ち下さい。
◆実地研修は現地集合、現地解散となります(交通費別途負担)。
◆天候などの都合により、講座内容の順序を変更する場合があります。
◆休講が発生した場合、補講日は12月19日(土)を予定しています。

講師紹介

齋藤 慎一
東京都江戸東京博物館分館江戸東京たてもの園 学芸員
明治大学大学院文学研究科博士後期課程(中退)、史学博士。吉川弘文館『中世東国の領域と城館』・歴史文化ライブラリー『中世武士の城』・『日本城郭史』、東京大学出版会『中世東国の道と城館』、講談社現代新書『中世を道から考える』、高志書院『歴史家の城歩き』、中公新書『江戸-平安時代から家康の建設へ』など、中世東国社会をさまざま事象から考える。

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