ジャンル 文学の心

早稲田校

はじめての川柳 川柳と江戸文化

  • 秋講座

尾藤 川柳(十六代川柳、一般社団法人川柳文化振興会常務理事)

曜日 月曜日
時間 15:05~16:35
日程 全6回 ・09月28日 ~ 12月14日
(日程詳細)
09/28, 10/26, 11/09, 11/16, 12/07, 12/14
コード 130135
定員 20名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・はじめて川柳に触れる方にも解りやすく歴史文化と作句の基礎を身につける。
・幅広い川柳の世界に触れ、川柳という文化を身につける。
・川柳を通して日本文化に対する理解を深める。

講義概要

川柳が、江戸にはじまって270年ほど。川柳がブームとして楽しまれていますが、川柳に対する誤解もまた広がっています。川柳という文化を基礎から学ぶ事によって、初めての方でも川柳を深く楽しめるようにいたします。すでに川柳を経験している方には、恰好の復習の機会となるでしょう。
公募や句会の課題吟ばかりでなく、作者自身を表現する創作の楽しみ、そして年末を迎えるにあたって1年の十大ニュースなどを時事川柳としてよんでいけるようにいたします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/28 川柳とは・・・。川柳を作ってみよう! 川柳の発生と今日までの変遷を見ながら、川柳が描いてきた世界を知り、日本文化として千年以上にわたって続いてきた5音、7音の伝統を引く川柳の作り方を学びます。日本人に備わったリズム感に合わせ575の川柳という形式に盛り込むコツなどを身につけます。
2 10/26 川柳と俳句 575の十七音定型の短詩に「俳句」がありますが、川柳の目と俳句の目の違いを見詰めながら、より川柳らしい作品が作れるようにします。「川柳の笑い」とは、いったいどこから来るのかを多くの作例で鑑賞してみましょう。
課題「古池」で3句作ってください。
3 11/09 課題の川柳 課題吟は、句会や公募川柳において一般的な形式です。課題吟の作句に当たって、題の解釈やこなし方等、作句のコツを考えます。十七音しかない短い表現の中での言葉の活かし方を学びます。
課題「馬」で3句作ってください。
4 11/16 創作の川柳 課題による作句ではなく、絵画表現や詩の表現のように、作者自身の川柳を生み出すことを「創作」と言います。川柳は、人間や社会を直接よむ文芸ですが、作者自身は最も身近な人間でもあります。最も文芸に近い川柳の世界がここに在ります。創作の例を見ながら、作者自身の表現へ導きましょう。
課題「いのち」で3句お持ちください。
5 12/07 時事川柳を作る 新聞やネットで多く作られるのが時事川柳です。目の前に生起している事象を川柳で描き出すのが時事川柳です。戦争や疫病、自然災害に苛まれ、政治的にも変化の大きい昨今、時事川柳は、川柳のフロンティアのひとつでもあります。過去の時事川柳を例に、作句のコツを学びます。
課題は、「創作(題によらない川柳)」5句をお持ちください。
6 12/14 川柳の楽しみ 句を作るだけでなく、川柳という世界には幅広い楽しみ方があります。川柳を通した人生の在り方など、川柳を楽しんでいる人々を例に参加者自身にとっても居場所としての川柳の楽しみを考えて参ります。
課題「時事川柳(今年のニュースから)」5句をお持ちください。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆初めての方でもわかるところからスタートし、川柳を識る楽しさを学びます。
◆講座は、内容を繰り返して行うことはありませんが、各学期完結で新規の参加でも十分理解できるよう配慮しています。
◆毎回の課題は、事前に提出いただき、講座で講評いたします。
◆鉛筆を1本持ってご参加ください。

講師紹介

尾藤 川柳
十六代川柳、一般社団法人川柳文化振興会常務理事
尾藤三柳、十五世脇屋川柳に師事。「川柳公論」を経て2005年に川柳学会創設。2008年川柳さくらぎ、2017年川柳公論社主宰。2024年、一般社団法人川柳文化振興会を立ち上げ、理事就任。朱雀洞文庫の川柳史料をベースに研究者として活動するとともに、講演、講座、川柳展等での文化発信を行う。編著書に『川柳総合大事典』(雄山閣)、『川柳の楽しみ』(新葉館)、『目で識る川柳250年』ほか多数。生きた文化としての川柳を視野に活動している。
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