ジャンル 芸術の世界

オンデマンド

【オンデマンド】美術・建築で見る都市ローマの歴史

  • 春講座

浅野 和生(愛知教育大学名誉教授)

コード 910404
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 13,860
ビジター価格 受講料 ¥ 13,860

目標

・都市ローマの歴史を知る
・古代から中世、ルネサンス、バロックの美術・建築作品を見る

講義概要

都市ローマは古代ローマ帝国の首都として発展し、コロッセウムやカラカラ浴場などの巨大建造物が今も多数残っています。またローマ帝国が滅びた後も、ローマ教皇を頂点とするカトリックの中心地としてキリスト教文化の中心となり、ルネサンス時代にはサン・ピエトロ大聖堂が建て直されて、ミケランジェロやラファエロが活躍しました。続くバロック時代にも、カラヴァッジョやベルニーニらがローマに多くの美術・建築作品を残しています。こうした都市ローマの長い栄光の歴史を追い、建築や美術作品などの写真をひとつひとつ見て理解を深めるのが本講の目的です。

各回の講義予定

講座内容
1 神話時代のローマ ローマには、狼に育てられた双子のロムルスとレムスやトロイア戦争にさかのぼる建国神話があります。これは史実ではありませんが、ヨーロッパでは近代まで繰り返し語られ、美術の主題にもなりました。このローマの建国神話について、地図や創作された作品などを見ながら解説します。
2 古代のローマ 一都市国家だったローマはどんどん大きくなり、紀元1世紀頃には地中海からヨーロッパの大半を支配する国になりました。この時代のローマの建造物や彫刻などを見、皇帝や元老院といった古代ローマの社会についても説明します。
3 中世のローマ 西ローマ帝国は5世紀に滅びましたがそこで生まれたカトリック教会は滅びることはなく、中世には多くの教会が建てられました。ローマ教皇は教皇領を所有し、また現代のドイツなどを統治する神聖ローマ帝国の皇帝はローマ教皇から戴冠されるという習慣も生まれました。この時代について解説します。
4 ルネサンスのローマ(1) ルネサンス美術が生まれた都市としてはフィレンツェが有名ですが、ミケランジェロやラファエロなど多くの芸術家が教皇庁からの注文を受けてローマで活動しました。この時代の美術・建築作品をくわしく見ます。
5 ルネサンスのローマ(2) ローマのサン・ピエトロ大聖堂は、最初は4世紀にコンスタンティヌス帝によって建設されましたが、ルネサンス時代の16世紀から100年あまりかけて建て直されて、現在の姿になりました。この教会を中心に、ローマの都市の発展を見ます。
6 バロックのローマ 17世紀になってもローマは教皇や枢機卿たちの都市として発展を続け、ローマ・バロックと呼ばれる美術・建築様式が生まれました。この時代の教会や邸宅の建築、、またそこに描かれたカラヴァッジョやグイド・レーニなどの絵画を見ます。
7 近代のローマ 18〜19世紀のローマは、ヨーロッパ各地からゲーテなどの文化人が訪れ、画家たちが学びに来る都市でした。19世紀には小国分立の状態だったイタリア半島がひとつの国に統一され、ローマはその首都になって現在に至ります。この時代について説明してまとめとします。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2026/03/04)から学期終了翌月末(2026/07/31)までになります。一般申込開始(2026/03/04)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2025年度 秋期 「美術・建築で見る都市ローマの歴史」 (10/20〜12/15 月曜日、全7回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

浅野 和生
愛知教育大学名誉教授
大阪大学文学部卒業、大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中退。西洋美術史専攻。アテネ工科大学留学。愛知教育大学助手、助教授、教授をへて同大学名誉教授。主著に「イスタンブールの大聖堂——モザイク画が語るビザンティン帝国」(2003年、中央公論新社)、「サンタクロースの島——地中海岸ビザンティン遺跡発掘記」(2006年、東信堂)、「ヨーロッパの中世美術——大聖堂から写本まで」(2009年、中央公論新社)、「図説 中世ヨーロッパの美術」(2018年、河出書房新社)、「エルサレムの歴史と文化」(2023年、中央公論新社)など。
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