ジャンル 芸術の世界

中野校

西洋美術鑑賞入門―1945年以降のアートとその広がり

  • 夏講座

岸 みづき(成城大学講師)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全6回 ・06月30日 ~ 08月25日
(日程詳細)
06/30, 07/14, 07/21, 07/28, 08/18, 08/25
コード 320410
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

‧アメリカ、ヨーロッパ、日本における20世紀後半の美術について基本的な知識を身につける。
‧美術作品の形式や主題についての理解を深め、作品を見る視点を広げる。
‧多様な表現が生まれた各時代‧各地域の歴史的背景や社会的文脈を知る。
‧上記の知識をもとに、美術展覧会などで出会う「現代アート」をより深く楽しむことができるようになる。

講義概要

第二次世界大戦後のアーティストたちは、大きく変わる世界に身を置きながら、さまざまな新しい表現を模索しました。アクションを用いた大胆な抽象画、要素を極限まで切り詰めたオブジェ、広告やメディアのイメージを用いるポップ・アート、自身の身体を使ったパフォーマンスなど、実験的で刺激的な作品が数多く登場します。本講座では、そうした試みを紹介し、作品を鑑賞する際の見所をわかりやすく解説します。また、戦後アートが今日の社会とどのようにつながっているのか、その意義についても考えていきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/30 アクション‧ペインティング ポロックをはじめとする抽象表現主義(アメリカ)、アンフォルメル運動(フランス)、具体美術協会(日本)などの作品を紹介し、身体の動きを用いた新しい抽象画の広がりをたどります。
2 07/14 ミニマリズム 1960年代のアメリカで登場した、形や素材を最小限まで切り詰めた「ミニマルなアート」を紹介します。シンプルであるがゆえに、見る人にさまざまな知覚的経験を与える作品の魅力と、そうしたアートがなぜ成立したのかを見ていきます。
3 07/21 コンセプチュアル‧アート 「考え方」それ自体を作品とするコンセプチュアル‧アートを紹介します。そのような作品がアメリカやヨーロッパでどのように登場し、芸術の枠組みをどのように変えていったのかを解説します。
4 07/28 ポップ‧アート 1950年代から60年代のイギリスとアメリカで展開したポップ‧アートを紹介します。広告や映画スターのイメージを転写したウォーホルの作品や、イギリスのインディペンデント‧グループなどの作品から、大衆メディアとアートの新しい関係について考えます。
5 08/18 パフォーマンス‧アート / ヴィデオ・アート 絵画や彫刻から離れ、身体やその動きそのものを表現の手段としたパフォーマンス‧アートが1960年代の世界各地で起こります。さまざまな作品を紹介し、それらの作品がなぜ成立したのか、そして当時の社会でどのような意義をもったのかを解説します。また、同時代に最新の映像技術を取り入れた実験的なヴィデオ・アートも紹介します。
6 08/25 ポリティカル・アート 公民権運動、フェミニズム、エイズ・アクティヴィズムなどと関わりながら生まれた表現を紹介します。作品を通じて投げかけられる問いに触れ、現代社会とのつながりを考えます。

講師紹介

岸 みづき
成城大学講師
東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門分野は西洋近現代美術史。論文「ジャクソン・ポロックの絵画制作過程と観者の参加:デューイ『経験としての芸術』との関連から」(『NACT Review 国立新美術館紀要』第3号、2016年)ほか。

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