ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
満洲と松岡洋右―満鉄総裁から日米開戦の外務大臣へ
小林 英夫(早稲田大学名誉教授)
| 曜日 | 火曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:10~14:40 |
| 日程 |
全8回
・06月30日 ~
08月25日 (日程詳細) 06/30, 07/07, 07/14, 07/21, 07/28, 08/04, 08/18, 08/25 |
| コード | 120261 |
| 定員 | 70名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 23,760 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 27,324 |
目標
・1930年代の昭和の激動期の歴史を理解する。
・日本外交の転換点の経緯を理解する。
・満洲問題が日本外交に関わったことを理解する。
講義概要
世に言う「松岡外交」を生み出した背景にある「満洲問題」の重みを松岡の履歴をたどりながら考察する。講義は大きくアメリカ勉学時代、中国外交官時代、満鉄理事・副総裁・総裁時代、外務大臣時代に分けて検討を試みる。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 06/30 | 松岡洋右、その誕生とアメリカ遊学 | 斜陽豪商の家に生まれた松岡洋右の渡米とアメリカでの苦学、オレゴン大学卒業が彼に植え付けたその後の方向性を探る。 |
| 2 | 07/07 | 外交官への道 | 帰国から外交官への道の選択。上海領事館員の時の三井物産上海支店長の山本条太郎との邂逅とその後の道を探る。 |
| 3 | 07/14 | 「中国通」の外交官 | 欧州派遣を延期して中国駐在を主とし、満鉄総裁の後藤新平の知遇を得た松岡が「中国通」の外交官として歩むその後の姿を探る。 |
| 4 | 07/21 | 外交官から満鉄理事へ | 満鉄総裁からの誘いを受けて外交官から満鉄理事に就任しワシントン体制下での満蒙打開策を模索する道を探る。 |
| 5 | 07/28 | 満鉄副総裁と満鉄線の北満延長 | 山本条太郎総裁のもとで副総裁として満鉄線の北満延長を目途に調査部を総動員してその実現を目指す動きを探る。 |
| 6 | 08/04 | 調査部の拡充から満洲事変、そして国際連盟脱退 | 調査部の活動と張作霖爆殺事件後の副総裁辞任、そして国際連盟脱退演説の動きを探る。 |
| 7 | 08/18 | 政界への進出から満鉄総裁へ | 政友会から国会議員へ、そして政党解消運動から満鉄総裁への道をたどりながら「満洲国」での工業化との関連を探る。 |
| 8 | 08/25 | 満鉄総裁から外務大臣へ | 満鉄総裁から近衛内閣の外務大臣として「日独伊3国同盟」「日ソ中立条約」の動きと対米交渉の動きの絡みを探る。 |
講師紹介
- 小林 英夫
- 早稲田大学名誉教授
- 1943年東京生まれ。東京都立大学法経学部卒業後、同大学院社会科学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学・東京都立大学)。専門分野は、日本近現代史・東アジア史・産業史。著作に『満州の歴史』(講談社現代新書)など。




