ジャンル 世界を知る

早稲田校

フランスを知る フランスの自然な風景 比較風景論の試み

  • 春講座

福田 育弘(早稲田大学教授、早稲田大学総合研究機構「食と農の研究所」顧問)

曜日 土曜日
時間 15:05~16:35
日程 全8回 ・04月25日 ~ 06月20日
(日程詳細)
04/25, 05/09, 05/16, 05/23, 05/30, 06/06, 06/13, 06/20
コード 110322
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・フランスの庭園の成立と歴史を概観します。
・そのうえで、フランスの庭園と日本の庭を比較します。
・フランスをはじめとしたヨーロッパで自然が風景になる過程を考察します。
・そのうえで、フランスの自然な風景と日本の自然な風景と比較します。
・フランスにおける旅と風景、旅と飲食について検討します。
・そのうえで、フランスの旅における風景と飲食を日本の場合と比較します。

講義概要

わたしたちに身近な庭という自然を手掛かりに、フランスの景観の成り立ちとその歴史を検討し、さらに日本の風景と比較しつつ、フランスと日本の自然な風景へのかかわり方を考えます。
基本となるのは、フランスの景観やそれにまつわる文化の分析ですが、適宜、フランスの事例をもとに日本の風景や旅や飲食などの文化についても考察をめぐらします。
その意味では、結果として、いわゆる比較文化論的な講座となるでしょう。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/25 庭ってなに? パリの公園を散策し、日本の事例も考慮しつつ、庭について思索します。
2 05/09 庭の東西、庭の自然 フランスをはじめとした西洋の庭の歴史をふりかえって日本の庭と比較し、庭の自然とはなにか、すこし立ち止まって考えます。
3 05/16 自然環境が風景になるとき フランスをはじめとしたヨーロッパで、自然はいつから風景となったのか、そんなことを探索します。
4 05/23 山と海の発見 山と海は自然なものですが、フランスをはじめとしたヨーロッパではいつからか風景になります。山や海が風景になる過程を分析し、そのうえで、日本の事例と比較します。
5 05/30 旅と風景 旅と風景の関係をおもにフランスを舞台に考察します。
6 06/06 旅と名所 フランスの事例を日本の江戸時代の旅と風景と比較します。
7 06/13 風景とガストロノミー(美食) フランスにおける旅と風景と飲食の相互関連を探求します。
8 06/20 旅と名物 フランスの場合をもとに、日本における旅と風景と飲食について思考をめぐらします。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆フランスに興味のあるかた、フランス好きのかたの受講を希望します。
◆フランスの庭園や風景に興味のあるかたには、とくに興味深いでしょう。
◆フランス語の知識は不要です。あれば、より楽しいかもしれません。

講師紹介

福田 育弘
早稲田大学教授、早稲田大学総合研究機構「食と農の研究所」顧問
1955年名古屋生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院文学研究科博士課程フランス文学専攻中退。1985年から1988年までフランス政府給費留学生としてパリ第Ⅲ大学博士課程に3年間留学。2000年4月-2001年3月、南フランスのエックス・アン・プロヴァンスで在外研究。2016年4月-6月、在外研究としてパリ第Ⅳ大学(ソルボンヌ大学)地理学科飲食のマスターコースで日仏の飲食関連の講義を担当。専門は文化学(飲食表象論、風景論、フランス文学・フランス文化)。著書に、『ワインと書物でフランスめぐり』、『「飲食」というレッスン』、『新・ワイン学入門』、『ともに食べるということ』、『自然派ワインを求めて 日本ワインの文化学』、『美味しく楽しいフランス文学』、『ワインを作り思想、飲む文化』、訳書に、ロジェ・ディオン著『ワインと風土』、『フランスワイン文化史全書』(共訳)、ミシェル・ビュトール著『即興演奏』(共訳)、ラシッド・ブージェドラ著『離縁』、アブデルケビール・ハティビ著『マグレブ 複数文化のトポス』(共訳)などがある。他にフランス文学・日本文学および飲食関連の論文・記事、学会や学術会議等での発表多数。

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