ジャンル 日本の歴史と文化
早稲田校
街歩きを楽しむ技法―考現学と路上観察学
加原 奈穂子(早稲田大学非常勤講師)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 15:05~16:35 |
| 日程 |
全6回
・04月16日 ~
05月28日 (日程詳細) 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21, 05/28 |
| コード | 110285 |
| 定員 | 31名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・考現学で都市の文化を観察・分析する力を学ぶ
・路上観察学で日常をユーモアを持って再発見する力を学ぶ
・観察を通じて都市を創造的に読み解き、記録・分析する力を身につける
講義概要
本講座では、都市の日常から社会や文化を読み解く考現学と路上観察学の方法を学びます。考現学は路上観察学や生活学、デザインリサーチなどにつながる先駆的な試みで、都市に暮らす人びとの服装から住宅、広告まで、暮らしの多様な側面を観察・記録・分析するユニークな視点と方法を生み出しました。路上観察学は、都市の中で見過ごされてきたものを「トマソン」や「看板建築」などの創造的な概念で再発見し、ユーモアを交えて読み解く方法を教えてくれます。考現学と路上観察学を通して、研究と遊び心を行き来しながら、都市を新しいまなざしで捉える力を養います。※本講座は街歩きはありません。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 04/16 | 考現学の成り立ち | 大正〜昭和初期の都市を背景として誕生した考現学。創始者・今(こん)和次郎の歩みを辿りながら、考現学の成立過程とその背景を紹介します。 |
| 2 | 04/23 | 考現学の方法と都市の分析 | 服装から広告まで、多種多様な情報を図解・分類・分析しながら、都市の日常を捉える考現学の方法を見ていきます。 |
| 3 | 05/07 | 考現学からの発見 | 考現学の実践が具体的にどのようなものであったのかを、実際の調査事例を通して学びます。また、日常を捉える考現学の視点の意義を、現代における多様な分野への貢献から考えていきます。 |
| 4 | 05/14 | 路上観察学の成り立ち | 前衛芸術家の赤瀬川原平や建築家の藤森照信らによる路上観察学の成り立ちを紹介します。「トマソン」や「看板建築」など、路上観察学のユーモアをもった独自の視点を紹介します。 |
| 5 | 05/21 | 路上観察学の方法と楽しみ | 写真資料を用いながら、各地で実践された路上観察学調査の事例を紹介します。また、路上観察学の視点がなぜ大切なのかを、歴史・社会背景から考察し、都市観察の楽しさと意義を考えます。 |
| 6 | 05/28 | 考現学・路上観察学からみた早稲田 | 考現学、路上観察学の技法や調査成果をふまえながら、身近な早稲田大学の学生生活や早稲田の町の変遷を事例として考えていきます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は6月4日(木)を予定しています。
◆本講座は街歩きはありません。
講師紹介
- 加原 奈穂子
- 早稲田大学非常勤講師
- 専門は文化人類学・民俗学。早稲田大学大学院文学研究科博士課程を経て、早稲田大学、東京藝術大学などで教壇に立つ。2006年度岡山民俗学会賞。共著に『桃太郎は今も元気だ』(岡山市デジタルミュージアム)、『珊瑚の文化誌』(第28回寺田寅彦賞)(東海大学出版会)、翻訳書に『アメリカの空へ』(出窓社)。パプアニューギニアの写真集『顔!パプアニューギニアの祭り』(西江雅之著)(左右社)では編纂と解説を担当。




