ジャンル 世界を知る

オンデマンド

【オンデマンド】教皇庁から見る中世ヨーロッパ

  • 夏講座

鈴木 喜晴(早稲田大学講師)

コード 920302
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 11,880

目標

・中世教皇庁についての近年の研究動向を知る。
・教皇庁とヨーロッパ各地の教会組織との関係を理解する。
・教皇庁の組織と財政について認識を深める。

講義概要

11世紀半ばに組織として大きく変貌したローマ教皇庁は、以後、数百年間にわたって西欧の政治文化の基礎を形作るとともに、聖職者中心の社会秩序を生み出すよすがともなりました。教皇はなぜ、中世ヨーロッパ社会で重要な地位を占めることができたのか、この宗教・政治・文化の結節点として機能した独自の組織、制度について考えます。本講座は、13世紀末から14世紀前半の教皇庁について解説していきます。アナーニ事件からアヴィニョン教皇時代まで、教皇は変化する国際情勢にどのように対応したのかが今期のテーマとなります。

各回の講義予定

講座内容
1 13世紀後半の教皇庁(ガイダンス) 前期の講座概要と授業内容の復習。
2 教皇クレメンス5世と死後の教皇ボニファティウス8世への訴追 教皇の権威に対する攻撃に教皇はどのように対応したのか。
3 アヴィニョンへの移動 移動はどのような背景のもとで起こったのか。
4 教皇ヨハネス22世とドイツの諸問題 教皇と再編された神聖ローマ帝国。
5 アヴィニョンの教皇宮殿と新しい制度(2) 教皇庁の組織はどのように再編されたのか。
6 アヴィニョンの教皇宮殿と新しい制度(1) 教皇庁の組織はどのように再編されたのか。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/6/3)から学期終了翌月末(2025/10/31)までになります。一般申込開始(2025/6/3)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 冬期 「【対面+オンラインのハイブリッド】教皇庁から見る中世ヨーロッパ」 (01/08〜02/12 水曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

鈴木 喜晴
早稲田大学講師
1973年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。現在、早稲田大学本庄高等学院講師(世界史)、早稲田大学講師(西欧中世史)。
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