ジャンル 芸術の世界

早稲田校

ロンドンの必見博物館―国立海事博物館 「イギリスと海」の歴史から見えるもの

  • 冬講座

齊藤 貴子(早稲田大学非常勤講師、上智大学大学院講師)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・01月31日 ~ 01月31日
(日程詳細)
01/31
コード 140434
定員 70名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・現地を訪れ見学する際に、有用な知識を身につける。
・イギリスの歴史文化に対する理解を深める。

講義概要

運河や鉄道が登場する以前、陸より海の交通がはるかに盛んで、古来より海によって栄えてきた海洋国家イギリス。その象徴ともいえるのが、ロンドン南部テムズ右岸グリニッジにある世界最大級の海の博物館、「国立海事博物館:National Maritime Museum」です。英海事史を網羅する総数200万点(!)以上の所蔵品の中から、同国の「経済」発展と「文化」振興にとりわけ縁深い美術作品(海景画や肖像画、彫刻や写真に模型)、天文機器や航海機器等をピックアップしてご紹介し、博物館自体の建築的重要性も併せて解説しながら、我が国とも相通じるところのある「イギリスと海」の不可分性を硬軟織り交ぜてお伝えします。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/31 「イギリスと海」の歴史から見えるもの あまり一般には知られていない(もしくはなかなか気づいてもらえない)ように思いますが、実は、16世紀から21世紀までの世界最高レベルの海洋芸術コレクションを誇るのがグリニッジの国立海事博物館です。まとまったコレクションとして質量ともに最も優れているのは、16〜17世紀のオランダおよびフランドルの海景画群でしょうが、JMWターナーの《トラファルガーの戦い》 (1822-24)等、ご当地イギリスの国民的画家による歴史的に重要な絵画も多数存在します。また、エリザベス1世はじめイギリスの海洋政策に深く関わった歴代君主、廷臣、探検家、科学者、将校や商人がズラリ勢ぞろいの肖像画コレクションは、海事の歴史が同国の政治経済はもちろん、王室や科学の歴史とも密接に結び付き、イギリス歴史文化の根幹に位置するものであることを痛感させます。これらの意味で、まさしく「必見」というべき海と船にまつわる魅力的な作品群を選りすぐってご紹介します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。

講師紹介

齊藤 貴子
早稲田大学非常勤講師、上智大学大学院講師
早稲田大学教育学部英語英文学科卒、同大学院教育学研究科博士課程修了後、助手を経て現職。専門は近代イギリス文学・文化。主として詩と美術の相関を研究。『ラファエル前派の世界』(東京書籍)、『英国ロマン派女性詩選』(国文社)、『肖像画で読み解くイギリス史』(PHP研究所)、『イギリス恋愛詞華集―この瞬間を永遠に―』(研究社)など著訳書多数。
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