ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

新出史料『乙夜の書物』などから本能寺の変の真相再考

  • 冬講座

菅野 俊輔(江戸文化研究家、歴史家)

曜日 月曜日
時間 13:10~14:40
日程 全8回 ・01月19日 ~ 03月16日
(日程詳細)
01/19, 01/26, 02/02, 02/09, 02/16, 03/02, 03/09, 03/16
コード 140215
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 23,760
ビジター価格 受講料 ¥ 27,324

目標

・本能寺の変時の信長・光秀・秀吉らの動きを探る
・光秀謀反の史料叙述を吟味する
・秀吉関与の可能性の有無を吟味する

講義概要

2026年の大河ドラマの主人公・秀吉と秀長は信長に仕え、部将として本能寺の変に遭遇し、謀叛の光秀を討って、天下取りの後継者の道を進みます。本講座の再考では、新出史料『乙夜の書物』の叙述を吟味して、信長部将の光秀がなぜ謀叛に走ったかを探ります。同時に、本能寺の変が起きた「天正10年」の信長と部将たちの動きも注視したいと思います。なかでも、秀吉には謀反の可能性がまったくなかったのかどうかを考えてみたいと思います。これまで気づかなかったことがあるのかどうか、みなさんと考察していきます。伝えられる信長の気性を思えば、謀叛を起こしたり追放された部将たちも信長を討つ可能性があったかもしれないからです。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/19 天正10年正月に安土城に年賀に赴いた部将たち 方面軍司令官として戦地で越年した部将にも注目します。
2 01/26 3月の甲斐武田攻めの功労者に注目 特に、先軍となった信長嫡男の信忠と、東海道方面の司令官といえる同盟の家康の戦功について。
3 02/02 信長が率先して出馬しなかったのは、なぜか? 武田勝頼を手ごわいと見たか、それとも信忠に力量ありと思ったのか?
4 02/09 中国方面軍司令官の秀吉が信長の出陣と応援を求めたのは何故か? 信長は、畿内遊軍司令官の光秀に出陣を命じています。
5 02/16 近習のみを連れただけの信長上洛は何故か? 大坂には四国攻めの大将となった三男・信孝ほかが集結。
6 03/02 惟任光秀、丹波亀山城に集結して、1日夜に出陣 傘下の丹後の長岡幽斎・忠興父子、大和の筒井順慶の出陣。
7 03/09 本能寺の変 光秀軍を指揮したのは宿将の斎藤利三で、光秀は鳥羽に滞陣。
8 03/16 『乙夜の書物』の語り手となった斎藤利宗は利三の子で、戦闘に参加。 幕臣となった利宗のこと、妹の春日局のことなど。

講師紹介

菅野 俊輔
江戸文化研究家、歴史家
1948年東京生まれ。カルチャーセンターなどの古文書や江戸学の講師のほか、講演、テレビ出演と監修、著述など幅広く活動中。著書『なぞり書きで覚える江戸のくずし字入門』『江戸・戦国のくずし字古文書入門』(扶桑社)『江戸っ子が惚れた忠臣蔵』(小学館)『江戸の長者番付』『真相解明「本能寺の変」』(ともに青春新書)、監修『鬼平と梅安が見た江戸の闇社会』(宝島新書)等。
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