ジャンル 現代社会と科学

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ヒロシマ平和学―キノコ雲から80年

  • 夏講座

川野 徳幸(広島大学教授)

曜日 金曜日
時間 10:30~12:00
日程 全6回 ・07月04日 ~ 08月29日
(日程詳細)
07/04, 07/11, 07/25, 08/01, 08/22, 08/29
コード 720730
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・「平和」の意味について、特に、平和学、「ヒロシマ」という視点から学び、考える
・現在の学生の平和意識を理解し、理想と現実の間で揺れる「平和」を考える
・原爆被爆被害の実態について、医科学、社会学、心理学の視点から総合的に理解を深める

講義概要

「平和」という言葉は響きの良い言葉として当たり前のように使われる。特に、被爆地ヒロシマでは多用される傾向にある。そもそも、「平和」とはいったい何を意味し、どういった状態であることを指すのか。本講座の前半では、「平和」の意味について、平和学の視点と「ヒロシマ」という視点から学び、考えたい。また、現在の学生の平和意識についても理解を深め、理想と現実の間で揺れる「平和」を学ぶ。さらに、後半では、ヒロシマの「平和」の基盤である原爆被爆被害の実態を「からだ」、「こころ」、「くらし」の各視点から深く学ぶ。この混沌とする時代に「平和」の意味をあらためて考えてみませんか。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/04 「平和」とは何か① 「平和」とは何か。平和学の視点から「平和」の意味を考える。
2 07/11 「平和」とは何か② 「ヒロシマ」という視点から「平和」の意味を理解し、さらに、特に、核兵器をめぐる現在の学生の平和意識について学ぶ。
3 07/25 原爆被害とは何か① 原爆被害の概要を学ぶ。
4 08/01 原爆被害とは何か② 原爆被害を医科学的視点(「からだ」)から学ぶ。
5 08/22 原爆被害とは何か③ 原爆被害を「くらし」と「こころ」の視点から学ぶ。
6 08/29 講義のまとめ 原爆被爆研究の残された課題を学ぶ。最後にあらためて「平和」とは何かを考えたい。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は9月5日(金)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

川野 徳幸
広島大学教授
博士(医学、広島大学)。専門は原爆・被ばく研究、平和学。広島・長崎原爆被害、セミパラチンスク・チョルノービリの核被害について社会医学的視点から調査研究を実施。最近は、大学生の(核兵器をめぐる)平和意識及びその変化についての研究も進めている。「原爆」、「平和」に関するメディアでの発言も多い。論文多数。詳しくは、次のURLを参照。https://seeds.office.hiroshima-u.ac.jp/profile/ja.46e7692a 7122dc23520e17560c007669.html
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