ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

日本妖怪史入門―江戸時代を中心に

  • 夏講座

横山 泰子(法政大学教授)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全2回 ・07月17日 ~ 07月24日
(日程詳細)
07/17, 07/24
コード 320212
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・日本の妖怪文化についての理解を深める。

講義概要

妖怪は人間の想像力が生み出した存在です。日本人の考え方や感覚が変わるにつれ、妖怪もまた変容しながら、現在にいたります。妖怪の姿が盛んに絵で描かれるようになるのは江戸時代のことで、現代の妖怪マンガにつながる表現がみられます。江戸時代の人々は、妖怪を畏怖の対象から知的関心の対象とし、一種の生き物としてとらえ、その生態を知ろうとしていました。その一方で、妖怪を素材とした遊びもうみだしていました。本講座では、過去の文献や絵画などの資料を用いて、昔の人々が妖怪をどのように想像していたか、特に江戸時代に重点をおいて説明します。
※2023年度夏学期にオンライン講座で実施した同名講座と同じ内容です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/17 妖怪にも歴史あり 日本の妖怪史(江戸時代まで)を概観。江戸時代の文化状況と現代の共通点を中心に考える。
2 07/24 娯楽としての妖怪文化 近代以降の日本の妖怪史を概観。江戸時代の文化状況と現代の共通点を中心に考える。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、7月31日(木)を予定しております。
◆2023年度夏学期にオンライン講座で実施した同名講座と同じ内容です。

講師紹介

横山 泰子
法政大学教授
東京生まれ。博士(学術、国際基督教大学)。法政大学理工学部創生科学科教授。著作物に『江戸歌舞伎の怪談と化け物』(講談社)『妖怪手品の時代』(青弓社)、『〈怪異〉とミステリ』(共著、青弓社)などがある。

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