ジャンル 日本の歴史と文化

オンデマンド

【オンデマンド】社会人のための必修教養講座 日本通史―中世・近世編

  • 春講座

吉野 領剛(都立西高等学校教諭)

コード 910208
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 11,880

目標

・史・資料を活用して、日本史についての理解を深める。
・通史学習を通して、それぞれの時代の特徴をつかむ。
・自分なりの、ただし柔軟性と可変性を兼ね備えた歴史観をもつ。

講義概要

この講座名を見て立ち止まった方は、間違いなく日本史好き。興味があるのは、平安文学? 戦国の群雄割拠? 幕末の動乱? そうしたピンポイントな関心は、その時代の、あるいはその前後の時代の政治・経済・社会・文化を包含した通史を学習することでより一層高まり、また理解も深まっていくことでしょう。大河ドラマを見ながら「生徒・学生時代の記憶が……」とお嘆きの方、大歓迎です。本講座では、共通テストや新しい学習指導要領が求める「史・資料を吟味する姿勢」を重視しながら、広く日本史を眺めていきます。※本講座は2022年度秋学期の同名講座をバージョンアップしたものになります。

各回の講義予定

講座内容
1 鎌倉幕府の成立と執権政治 鎌倉幕府が東国の地方政権から全国的な政権にどのように成長していったかを考察し、さらに鎌倉幕府が公家政権よりも優位に立っていく過程を理解しましょう。
2 幕府の衰退と鎌倉時代の社会と文化 地頭による荘園侵略の過程や鎌倉新仏教の成立について理解を深めるとともに、蒙古襲来がどのように幕府の衰退につながっていくか考察しましょう。
3 室町幕府の成立と南北朝の動乱 鎌倉幕府の滅亡・建武の新政・南北朝の動乱などを踏まえて守護の権限拡大の過程について理解し、さらに室町幕府の誕生や東アジア世界との交流の中での幕府の役割について考察しましょう。
4 室町幕府の衰退と民衆の台頭 応仁の乱を機に下剋上の風潮が生まれて幕府が動揺するなか、農業・商工業の発達、惣村や土一揆などの庶民の力強い活動が展開していったことを考察し、また武家文化と公家文化、大陸文化と伝統文化の関りについて理解しましょう。
5 戦国動乱と諸地域 領国統治を強化して富国強兵策を推進した戦国大名、堺や博多にみえる都市の発展などの国内情勢について、ヨーロッパ人の東アジアへの進出とその影響を踏まえて考察しましょう。
6 織豊政権と桃山文化 信長・秀吉による天下統一への道のりを踏まえ、織豊政権の特色と意義について幕藩体制へのつながりに着目して考察し、また桃山文化の豪華・壮大さだけでなく、生活文化にも溶け込んでいったことを理解しましょう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2025/3/4)から学期終了翌月末(2025/7/31)までになります。一般申込開始(2025/3/4)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2024年度 秋期 「社会人のための必修教養講座 日本通史―中世・近世編」 (09/30〜11/18 月曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

吉野 領剛
都立西高等学校教諭
1974年東京生まれ。法政大学大学院人文科学研究科日本史学専攻修了。都立高校で日本史教育を担当。
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