ジャンル 世界を知る

早稲田校

近世・近現代ヨーロッパゼミナール 「ヨーロッパとは何か」を再検討する ヨーロッパ世界の諸問題の理解・論議から研究へ

  • 春講座

森原 隆(早稲田大学名誉教授)

曜日 月曜日
時間 15:05~16:35
日程 全12回 ・05月12日 ~ 09月01日
(日程詳細)
05/12, 05/19, 05/26, 06/02, 06/09, 06/16, 07/07, 07/14, 07/28, 08/04, 08/25, 09/01
コード 110390
定員 20名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 47,520
ビジター価格 受講料 ¥ 54,648

目標

・近世・近現代「ヨーロッパ」世界の政治・経済・社会・文化にかかわるさまざまな問題を発掘し、理解する。
・「ヨーロッパ」の諸問題を考え、論ずることにより、21世紀およびポストモダン世界への洞察力を深める。
・「ヨーロッパ」を考察・論議することにより、「ヨーロッパ」を研究する力を身につける。

講義概要

近世・近現代「ヨーロッパ」世界の政治・経済・社会・文化等にかかわるさまざまな問題を、21世紀を生きるわれわれの問題として一緒に考え・論じ、さらに報告・発表をとおして「ヨーロッパ」を研究することを学んでいきます。本ゼミは、前半では、担当講師の専門である近世・近代ヨーロッパ(フランス)史に関する講義や問題提起などを行いながら、グループワークを基本に、受講者それぞれが関心のある研究テーマを模索・探求し、選択・設定することを目指す。後半では、受講生が選択したサブテーマについて報告・発表を継続して行い、専門的な研究方法を修得することを目指していきたい。
※春・夏学期を通して学びます。日程にご注意ください。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/12 「ヨーロッパ」を考える 現代ヨーロッパと世界情勢、担当講師の「ヨーロッパ論」の解説、受講生の研究関心の紹介・提示
2 05/19 「ヨーロッパ論」1 ゼミでのテキスト紹介と研究方法に関するガイダンス・オリエンテーション
3 05/26 「ヨーロッパ論」2 「ヨーロッパ論」に関する問題提起と解説
4 06/02 研究報告1 受講生の研究報告・発表と議論
5 06/09 研究報告2 受講生の研究報告・発表と議論
6 06/16 研究報告3 受講生の研究報告・発表と議論、総括
7 07/07 「ヨーロッパ」を研究する 後期ゼミのオリエンテーションとガイダンス
8 07/14 後期研究報告1 受講生の研究報告・発表と議論
9 07/28 後期研究報告2 受講生の研究報告・発表と議論
10 08/04 後期研究報告3 受講生の研究報告・発表と議論
11 08/25 後期研究報告4 受講生の研究報告・発表と議論
12 09/01 後期研究報告5・総括 受講生の研究報告・発表と議論、全体的な総括

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、9月8日(月)15:05〜16:35を予定しております。
◆ゼミナール講座には、学びをより良いものにするための「グランドルール」があります。
相互に円滑に学びあうコミュニティづくりにご協力ください。
・議論の際には、他者の意見を否定するのではなく、建設的な意見を述べて議論を深めるようにする
・対等な立場で参加し、他者の意見や背景を理解する努力をする
・ゼミというコミュニティの中で、自分のできることを見出し、コミュニティへの貢献を意識して活動する
・ゼミに参加する全員で、ゼミ全体の「思考の質」、「成果の質」をあげることをめざす

テキスト

テキスト
金澤周作監修『論点・西洋史学』(ミネルヴァ書房)(ISBN:978-4623087792)

講師紹介

森原 隆
早稲田大学名誉教授
1953年大阪生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、京都大学大学院文学研究科修士・博士課程単位取得満期退学。鳥取大学助教授・金沢大学助教授を経て、早稲田大学教授・文学部長を歴任。専門分野は、近世・近代フランス史、社会史・社会文化史研究、および「ヨーロッパ論」。編著書『ヨーロッパ・「共生」の政治文化史』(2013)(成文堂)、『ヨーロッパの政治文化史 統合・分裂・戦争』(2018)(成文堂)、『ヨーロッパの「統合」の再検討』(2024)(成文堂)など。
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