ジャンル 現代社会と科学
オンライン
量子コンピューターのしくみと可能性 研究開発、世界の動きとその未来を予測する
青木 隆朗(早稲田大学教授)
曜日 | 木曜日 |
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時間 | 19:00~20:30 |
日程 |
全4回
・05月15日 ~
06月19日 (日程詳細) 05/15, 05/22, 06/12, 06/19 |
コード | 710765 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
講義概要
「量子」とは、量子力学という物理学の理論にしたがう原子、電子、光子といったミクロな粒子のことで、私たちの日常的な感覚に反するような不思議な性質を示します。量子コンピューターは、量子の性質を利用した全く新しい仕組みのコンピューターです。大規模な量子コンピューターの実現はさまざまな社会課題の解決につながることが期待されており、巨大IT企業を中心とした産業界での研究開発が加速しています。本講義では、量子コンピューターの基本的な仕組みを解説するとともに、量子コンピューターの研究開発の世界的な動向を紹介し、量子コンピューターがつくる未来を予想します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 05/15 | イントロダクション | 量子とは何か、量子コンピューターとは何か、量子コンピューターは従来のコンピューターと何が違うのかについて学びます。 |
2 | 05/22 | 量子コンピューターのしくみ | 量子コンピューターの基本的なしくみについて学びます。 |
3 | 06/12 | 量子コンピューターのハードウェア方式 | 超伝導方式、イオントラップ方式、中性原子方式、光量子方式、共振器QED方式といった量子コンピューターのさまざまなハードウェア方式について学びます。 |
4 | 06/19 | 量子コンピューターの現状と未来 | 量子コンピューターの研究開発の世界的な動向を紹介し、量子コンピューターがつくる未来を予想します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は、6月26日(木)に行います。
◆本講座は、2024年度春学期の同名講座の内容と同じですが、最新の知見も交えてお話します。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
講師紹介
- 青木 隆朗
- 早稲田大学教授
- 東京大学、カリフォルニア工科大学、京都大学にて一貫して量子技術への応用を見据えた量子光学研究に従事。早稲田大学にてナノファイバー共振器QED技術を創出し、同技術に基づく新方式量子コンピュータハードウェアの研究開発を推進。2022年に株式会社Nanofiber Quantum Technologies (NanoQT)を創業、CSO。