ジャンル くらしと健康
中野校
正しい姿勢づくりのためのエクササイズ〈午後クラス〉 日常生活の動きを効率の良いトレーニングに変える
古田 裕子(オフィス・ケア代表ヘルスケアアドバイザー、薬剤師)

曜日 | 月曜日 |
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時間 | 13:10~14:40 |
日程 |
全7回
・06月30日 ~
09月01日 (日程詳細) 06/30, 07/07, 07/14, 08/04, 08/18, 08/25, 09/01 |
コード | 320612 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 20,790 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 23,908 |
目標
・正しい姿勢を維持することは筋力低下と負担の少ないポジションからの位置のずれのために生じる関節疾患や腰痛、肩こりなどの不快な症状の予防と改善につながります。自分自身が思う正しい姿勢と本来の正しい姿勢との位置のずれに気づき、それを修正するための意識づけ、筋力トレーニング、ストレッチなどを行い、自分自身で自分の身体を修正できることを目標にします。
講義概要
正しい姿勢を保つことは関節疾患の予防、改善、脊柱の変形の予防、改善、特定の筋肉への過剰な負担の軽減に繋がるほか見た目の若々しさを引き出せるというメリットがあります。正しい姿勢を保つために必要な抗重力筋の筋力と持久力のアップのために、日常生活の中で行える身体のリセットのためのエクササイズと抗重力筋を鍛える筋力トレーニング、不良姿勢によってこわばりがちな筋肉の緩め方とストレッチを実習していただきます。強度の強いトレーニングではなく、正しい姿勢を維持するために必要な頭や骨盤、脊柱を支える筋肉を効率よく使えるための講義と実技です。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 06/30 | 人生100年時代の健康管理について考える | 元気で天寿を全うできるためには、動かし続けることが重要です。身体も頭もよい状態を長持ちさせるためには、好奇心をもっていろいろなことにチャレンジし、人との交わりを楽しみながら、身体を動かし続けることです。 |
2 | 07/07 | なぜ高齢者特有の姿勢になるのか? | 重力に常にさらされている我々の身体は筋力の低下とともに頭や腕の重みのために前かがみ、頭が前に落ち、背中が丸くなり、膝と股関節が曲がります。 |
3 | 07/14 | 身体のどこに意識を持てば正しい姿勢を維持しやすいか? | 骨盤を立て、正しい位置に保つことが重要です。骨盤を前傾、後継させ、背骨がスムーズに動くようにトレーニングします。 |
4 | 08/04 | 骨盤の位置と肩甲骨の動きの関係 | 骨盤前傾、後継により肩甲骨の動きに制限が生じ、巻き肩や肩関節の動きに制限が生じます。骨盤の前傾、後継と肩甲骨の動きを連動させるトレーニングをします。 |
5 | 08/18 | 身体のコア、体幹を鍛える | 正しい位置を維持するためには体幹を引き締めるコツを学び、随時意識的にその状態を自分自身で再現できるようにする事です。 |
6 | 08/25 | 個々の筋肉の動きを意識しながら全身運動を展開する | 座位、立位での複合的な運動をします。体幹を引き締めたまま骨格筋を固めず、余分な力を抜いて動かせるようにします。 |
7 | 09/01 | 効率の良い歩行 | 正しい姿勢を意識したウォーキング。肩の力を抜き、各関節に余分な負担のかからない効率の良い歩き方を目指します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆動きやすい服装をご持参ください。
◆室内履きの靴、給水用の飲み物、タオルを持参してください。
◆ゴルフやテニスの技術習得のためには継続的な反復練習が不可欠なように、身体に負担の少ない姿勢を維持するためには、意識的に身体を動かし、それを無意識に行えるまで反復練習をすることが大切です。授業の中で、静止状態での立位、座位の姿勢は改善しますが、それを通常の自分自身の姿勢にするためには継続的な意識付けとトレーニングが必用です。
講師紹介
- 古田 裕子
- オフィス・ケア代表ヘルスケアアドバイザー、薬剤師
- 1959年兵庫県生まれ。京都薬科大学薬学部卒業。薬剤師、トレーナー、栄養アドバイザー。サンフレッチェ広島、企業・自治体の健康管理アドバイザーとして活動。早稲田大学講師を経て、介護予防のトータルコーディネイターとしても活動中。著書には『中高年からの健康スポーツ入門読本』、『サプリメント活用事典』など。