ジャンル 文学の心

中野校

『紫式部日記』を読む

  • 夏講座

吉井 美弥子(元和洋女子大学教授)

曜日 月曜日
時間 13:10~14:40
日程 全4回 ・06月30日 ~ 09月01日
(日程詳細)
06/30, 07/14, 07/28, 09/01
コード 320104
定員 40名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・『紫式部日記』を原文で丁寧に読み解いていきます。
・紫式部と同じ平安朝に生きた人物たち、平安時代の社会・生活・習俗・価値観などについての知識を深めていきます。

講義概要

紫式部は2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公として注目を集めました。『源氏物語』の作者としてよく知られる紫式部が書き残した『紫式部日記』には、平安時代中期(11世紀初頭)、紫式部が仕えていた藤原彰子(一条天皇の中宮)の御子出産の記録とともに、紫式部自身のさまざまな思いが記されています。春学期に続く本講座で取り上げる主な内容は、かの有名な清少納言評や紫式部自身の漢才のエピソード、そして中宮彰子の第二皇子にまつわる行事等々と多岐に及びます。本夏期講座で『紫式部日記』を読み終える予定です。
※指定テキストについてはホームページでご確認ください。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/30    
2 07/14    
3 07/28    
4 09/01    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆指定テキスト以外でも、『紫式部日記』の原文が記載されている書籍をお持ちの方はそれをお使いくださって結構です。ただし、授業中に「〇〇頁の△△行目」などと説明する際には、主に指定テキストを用いますので、その旨ご了解ください。もちろん、指定テキストではない書籍を使っていらっしゃる方にもできるだけわかりやすいようにご説明いたします。

テキスト

テキスト
山本淳子訳注『紫式部日記 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)(ISBN:978-4044001063)※『紫式部日記』の原文が記載されている書籍なら上記以外でも結構です(ただし、授業中に「〇〇頁の△△行目」などと説明する際には指定テキストを用います)。

講師紹介

吉井 美弥子
元和洋女子大学教授
早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程単位取得満期退学。博士(文学、早稲田大学)。元和洋女子大学教授。『源氏物語』や『紫式部日記』などの平安朝文学を主な研究対象とする。著書に『読む源氏物語 読まれる源氏物語』(森話社)、編著書に『〈みやび〉異説』(森話社)、共編著書に『源氏物語事典』(大和書房)、監修書に『語りたくなる紫式部 平安宮廷の表と裏』(主婦と生活社)ほか。
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