ジャンル くらしと健康
中野校
正しい姿勢づくりのためのエクササイズ〈午前クラス〉 日常生活の動きを効率の良いトレーニングに変える
古田 裕子(オフィス・ケア代表ヘルスケアアドバイザー、薬剤師)

曜日 | 月曜日 |
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時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全10回
・04月07日 ~
06月16日 (日程詳細) 04/07, 04/14, 04/21, 04/28, 05/12, 05/19, 05/26, 06/02, 06/09, 06/16 |
コード | 310608 |
定員 | 30名 |
単位数 | 2 |
会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・正しい姿勢を維持することは、筋力低下と負担の少ないポジションからの位置のずれのために生じる関節疾患や腰痛、肩こりなどの不快な症状の予防と改善につながります。自分自身が感じる正しい姿勢と本来の正しい位置とのずれに気づき、それを修正するための意識づけ、筋力トレーニング、ストレッチなどをおこない、自分自身で身体を整えることができることを目標にします。
講義概要
正しい姿勢を保つことは関節疾患の予防、改善、脊柱の変形の予防、改善、特定の筋肉への過剰な負担の軽減に繋がるほか見た目の若々しさを引き出せるというメリットがあります。正しい姿勢を保つために必要な抗重力筋の筋力と持久力のアップのために、日常生活の中で行える身体のリセットのためのエクササイズと抗重力筋を鍛える筋力トレーニング、不良姿勢によってこわばりがちな筋肉の緩め方とストレッチを実習していただきます。強度の強いトレーニングではなく、正しい姿勢を維持するために必要な頭や骨盤、脊柱を支える筋肉を効率よく使えるための講義と実技です。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 04/07 | 人生100年時代の健康管理を考える | 加齢に伴い各所に影響が生じます。急激な高齢化社会において、加齢に伴う種々の症状を仕方がないこととあきらめるのではなく、今、自分自身にできることを確認し、習慣化することで健康長寿を目指しましょう。 |
2 | 04/14 | 背中が丸くなる背骨の変化 | 首、腕の位置によって、背中の上部が丸くなり、首の位置が前に、肩が巻き肩になります。骨粗しょう症も円背の原因になるため、骨粗しょう症に関して解説します。 原因を突き止め、日常生活の身体の動かし方を変えていきましょう。 |
3 | 04/21 | 椅子生活が引き起こす、腰椎前弯(反り腰)による姿勢の変化 | 反り腰になる原因の、緩んだ筋肉とこわばった筋肉を確認したうえで、反り腰解消のためのエクササイズを行います。 |
4 | 04/28 | 骨盤の位置と肩甲骨の可動性 | 骨盤の位置により肩甲骨の可動性は異なります。骨盤と肩甲骨の動きを連動させて、スムーズな動きと美しい姿勢を目指します。 |
5 | 05/12 | 身体のコア、体幹を鍛える | 体幹トレーニングの基本は骨盤を立てて、腹をへこめる!です。意識的に使わないと、鍛えにくい体幹を日常生活の中で鍛えるコツをお伝えします。 |
6 | 05/19 | 骨盤後継による猫背と巻き肩を防ぐ | 骨盤の位置を意識的に整えることで、身体の土台を整えることになります。骨盤を動かす、逆にしっかりと固定する、その両方ができるように、エクササイズを行います。 |
7 | 05/26 | 手を伸ばす、体をひねるなどの動きの連動性 | 背骨、肩甲骨の動きと筋肉を連動させることで肩こり、腰痛を予防改善します。 |
8 | 06/02 | しゃがむ、立つなどの動作と筋肉の連動性 | 脚の筋力強化よりむしろ関節の向き、関節の動きを適切にコントロールすることで膝痛、腰痛の予防改善します。 |
9 | 06/09 | ウォーキング、スロージョギング | 効率の良いフォームを学習し、まずは1日10分意識して効率の良いウォーク、もしくは同じ速度でも運動強度が上がるスロージョグを実施しましょう。 |
10 | 06/16 | リズムに合わせてコグニサイズ | 効率の良い体の使い方を学んだうえで、認知機能の低下を防ぐ2つ、3つの動作を同時に行うエクササイズを体験、新しいことにチャレンジする意欲こそが認知機能低下を防ぐといわれています。笑いの中で行いましょう。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆動きやすい服装をご持参ください。
◆室内履きの靴、給水用の飲み物、タオルを持参してください。
◆ゴルフやテニスの技術習得のためには継続的な反復練習が不可欠なように、身体に負担の少ない姿勢を維持するためには、意識的に身体を動かし、それを無意識に行えるまで反復練習をすることが大切です。授業の中で、静止状態での立位、座位の姿勢は改善しますが、それを通常の自分自身の姿勢にするためには継続的な意識付けとトレーニングが必用です。
講師紹介
- 古田 裕子
- オフィス・ケア代表ヘルスケアアドバイザー、薬剤師
- 1959年兵庫県生まれ。京都薬科大学薬学部卒業。薬剤師、トレーナー、栄養アドバイザー。サンフレッチェ広島、企業・自治体の健康管理アドバイザーとして活動。早稲田大学講師を経て、介護予防のトータルコーディネイターとしても活動中。著書には『中高年からの健康スポーツ入門読本』、『サプリメント活用事典』など。