ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

古文書にみる幕末の江戸―町人たちは何をしようとしたのか

  • 春講座

加藤 貴(元早稲田大学講師)

曜日 水曜日
時間 10:40~12:10
日程 全10回 ・04月02日 ~ 06月11日
(日程詳細)
04/02, 04/09, 04/16, 04/23, 05/07, 05/14, 05/21, 05/28, 06/04, 06/11
コード 110246
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・古文書解読にある程度慣れてきて、基礎的な知識もそれなりに身につけて、さらに深く古文書を読み解きたいと考えている方を対象とします。
・江戸時代の古文書をとりあげ、その講読(解字・読み下し・解釈)を通じて読解力の向上をはかります。

講義概要

テキストの講読を通じて、まずは古文書の解読につとめ、その上で古文書の内容を読み解いていくようにします。テキストはコピーを配付します。テキストは町奉行所の記録である「市中取締続類集」をとりあげ、箱館会所をめぐる問題を中心として幕末に江戸町人の願い出を読み進めることで、古文書の読解だけでなく、流動化した幕末の江戸の社会を町人たちがどのように生きていこうとしていたのかをみていくようにします。なお、2024年度の春講座とは別の内容のものを講読します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/02    
2 04/09    
3 04/16    
4 04/23    
5 05/07    
6 05/14    
7 05/21    
8 05/28    
9 06/04    
10 06/11    

講師紹介

加藤 貴
元早稲田大学講師
1952年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東京都北区教育委員会文化財専門員などを経て、現在東京都北区文化財保護審議会委員。専門は日本近世史・都市史。編著書に『東京都の歴史』(山川出版社、共著)、『大江戸歴史の風景』(同)、『江戸図屏風を読む』(東京堂出版、共編著)、『徳川制度』全4冊(岩波文庫、校注)等。
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