ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

初歩習得者のための古文書講座 「表方諸向御礼廻り心得方」を読んでみよう

  • 春講座

久保 貴子(早稲田大学・昭和女子大学講師)

曜日 火曜日
時間 13:10~14:40
日程 全10回 ・04月01日 ~ 06月17日
(日程詳細)
04/01, 04/08, 04/15, 04/22, 05/13, 05/20, 05/27, 06/03, 06/10, 06/17
コード 110243
定員 30名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 29,700
ビジター価格 受講料 ¥ 34,155

目標

・くずし字を正しく読み、内容を正確に理解できるようになること
・歴史的背景を考えられるようになること

講義概要

古文書講読の経験が多少ある方や、「初歩からまなぶ古文書」を2年以上受講されて、ステップアップを考えておられる方などを主に対象とします。江戸時代の古文書を読むことに変わりはありませんが、文字の崩れが少し大きかったり、くせ字があったりします。今学期のテキストは、早稲田大学図書館所蔵の「表方諸向御礼廻り心得方」です。一橋徳川家の家臣が書いた控えで、寛政から文政の事例が所々記載されています。前半の10数丁は虫食いで文字の欠けている箇所もありますが、内容が単純なので、見当はつくと思います。今期は、一橋徳川家の家臣団について学ぶなど、これまでの講座の進め方とは少しだけ異なる面があります。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/01    
2 04/08    
3 04/15    
4 04/22    
5 05/13    
6 05/20    
7 05/27    
8 06/03    
9 06/10    
10 06/17    

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆テキストはコピーを配付します。
◆予習の必要はありませんが、復習はしっかりされることが望ましいです。

講師紹介

久保 貴子
早稲田大学・昭和女子大学講師
早稲田大学大学院文学研究科史学(日本史)専攻博士後期課程満期退学。博士(文学、早稲田大学)。専門は日本近世史。著書に『近世の朝廷運営―朝幕関係の展開―』(岩田書院、1998年)、『徳川和子』(吉川弘文館、2008年)、『後水尾天皇』(ミネルヴァ書房、2008年)。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店