ジャンル 文学の心

早稲田校

朗読の楽しみ【火曜クラス】 作品を精読することで、朗読の魅力を深めよう

  • 春講座

鈴木 千秋(朗読家、フェリス女学院大学講師)

曜日 火曜日
時間 13:10~14:40
日程 全10回 ・04月01日 ~ 06月17日
(日程詳細)
04/01, 04/08, 04/15, 04/22, 05/13, 05/20, 05/27, 06/03, 06/10, 06/17
コード 110122
定員 15名
単位数 2
会員価格 受講料 ¥ 39,600
ビジター価格 受講料 ¥ 45,540

目標

・朗読初心者にも基礎からわかりやすく指導します。
・朗読経験者の、さらなる成長を目指します。
・自分の朗読をさらに深めていくために、表現力の向上を目指します。

講義概要

朗読を初めて勉強する方から長く勉強をされている方まで、さまざまな層の受講生に対応していきます。
毎回、基礎となる発声練習や滑舌の練習をした後、前半の3回は自分の興味にあったものを学べるように、谷川俊太郎と茨木のり子の詩をいくつか提示します。その中から各自で数篇を選んでもらい練習していきます。
後半の7回で少し長めの作品を全員で読んでいき、作品の世界を聴き手に伝えていくための表現方法の習得を目指します。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」から、「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/01 丁寧に物語を紡ぐ 基礎練習として、腹式呼吸での発声練習と滑舌練習のための「外郎売」を始めにしてから、谷川俊太郎と茨木のり子の詩をいくつか提示します。
その中から各自で数篇を選んでもらい練習していきます。
それぞれの詩の情景や心情を理解しながら、いかにその詩を聴き手に届けていけるようになるかを習得していきます。
2 04/08 丁寧に物語を紡ぐ 基礎練習として、腹式呼吸での発声練習と滑舌練習のための「外郎売」を始めにしてから、谷川俊太郎と茨木のり子の詩をいくつか提示します。
その中から各自で数篇を選んでもらい練習していきます。
それぞれの詩の情景や心情を理解しながら、いかにその詩を聴き手に届けていけるようになるかを習得していきます。
3 04/15 丁寧に物語を紡ぐ 基礎練習の後、2回にわたって練習してきた詩を、発表の形で仕上げていきます。
4 04/22 丁寧に物語を紡ぐ 4回目以降は長めの作品を全員で練習していきます。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治38年)を題材に、第1章と第2章から「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。
漱石にとって最初の小説で、これがきっかけとなり流行作家へとなっていきました。小説のようなエッセイのような描写のなかに、当時の漱石の家族との日常生活や考えていたことが、
猫の視線を通して、とても生き生きと、時に皮肉や批評も込められて描かれ、テンポのよい文体が笑いを誘います。
作品の持つ情景や 心情を理解しながら、いかにその作品を聴き手に届けていけるかを探っていきましょう。
5 05/13 丁寧に物語を紡ぐ 4回目以降は長めの作品を全員で練習していきます。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治38年)を題材に、第1章と第2章から「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。
漱石にとって最初の小説で、これがきっかけとなり流行作家へとなっていきました。小説のようなエッセイのような描写のなかに、当時の漱石の家族との日常生活や考えていたことが、
猫の視線を通して、とても生き生きと、時に皮肉や批評も込められて描かれ、テンポのよい文体が笑いを誘います。
作品の持つ情景や 心情を理解しながら、いかにその作品を聴き手に届けていけるかを探っていきましょう。
6 05/20 丁寧に物語を紡ぐ 4回目以降は長めの作品を全員で練習していきます。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治38年)を題材に、第1章と第2章から「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。
漱石にとって最初の小説で、これがきっかけとなり流行作家へとなっていきました。小説のようなエッセイのような描写のなかに、当時の漱石の家族との日常生活や考えていたことが、
猫の視線を通して、とても生き生きと、時に皮肉や批評も込められて描かれ、テンポのよい文体が笑いを誘います。
作品の持つ情景や 心情を理解しながら、いかにその作品を聴き手に届けていけるかを探っていきましょう。
7 05/27 丁寧に物語を紡ぐ 4回目以降は長めの作品を全員で練習していきます。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治38年)を題材に、第1章と第2章から「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。
漱石にとって最初の小説で、これがきっかけとなり流行作家へとなっていきました。小説のようなエッセイのような描写のなかに、当時の漱石の家族との日常生活や考えていたことが、
猫の視線を通して、とても生き生きと、時に皮肉や批評も込められて描かれ、テンポのよい文体が笑いを誘います。
作品の持つ情景や 心情を理解しながら、いかにその作品を聴き手に届けていけるかを探っていきましょう。
8 06/03 丁寧に物語を紡ぐ 4回目以降は長めの作品を全員で練習していきます。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治38年)を題材に、第1章と第2章から「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。
漱石にとって最初の小説で、これがきっかけとなり流行作家へとなっていきました。小説のようなエッセイのような描写のなかに、当時の漱石の家族との日常生活や考えていたことが、
猫の視線を通して、とても生き生きと、時に皮肉や批評も込められて描かれ、テンポのよい文体が笑いを誘います。
作品の持つ情景や 心情を理解しながら、いかにその作品を聴き手に届けていけるかを探っていきましょう。
9 06/10 丁寧に物語を紡ぐ 4回目以降は長めの作品を全員で練習していきます。
今回は夏目漱石の「吾輩は猫である」(明治38年)を題材に、第1章と第2章から「吾輩」にまつわるエピソードを中心に抜粋したものを読んでいきます。
漱石にとって最初の小説で、これがきっかけとなり流行作家へとなっていきました。小説のようなエッセイのような描写のなかに、当時の漱石の家族との日常生活や考えていたことが、
猫の視線を通して、とても生き生きと、時に皮肉や批評も込められて描かれ、テンポのよい文体が笑いを誘います。
作品の持つ情景や 心情を理解しながら、いかにその作品を聴き手に届けていけるかを探っていきましょう。
10 06/17 丁寧に物語を紡ぐ いくつかのグループに分かれて、作品の発表をします。
ひとつの作品を数人で通して読むことで、より自分が読む部分の情景や心理を大切にして仕上げていきましょう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆この講座では事前に予習のため朗読の資料を送付しています。お申込みが開講直前ですと、資料が開講までにお手元に届かないことがあります。
その場合は当日のお渡しとなります。
◆毎回始めに「外郎売」で滑舌の練習をします。今までに受講されていた方は、テキストをご持参ください。

講師紹介

鈴木 千秋
朗読家、フェリス女学院大学講師
東京生まれ。舞台朗読の第一人者・幸田弘子氏に師事。現在はフェリス女学院大学、エクステンションセンター等で朗読講師を務める。樋口一葉、夏目漱石、「源氏物語」「おくのほそ道」など幅広い作品で毎年朗読公演開催。漱石山房記念館、太宰治文学サロンなどでも朗読。ここ数年は「ピアノと朗読で奏でる源氏物語」・「女君で紐解く源氏物語」をシリーズで展開している。
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