ジャンル 現代社会と科学
早稲田校
2025年 欧州経済・政治の行方
伊藤 さゆり(株式会社ニッセイ基礎研究所常務理事)

曜日 | 土曜日 |
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時間 | 13:10~16:35 ※途中休憩をはさみます。 |
日程 |
全1回
・02月01日 ~
02月01日 (日程詳細) 02/01 |
コード | 140791 |
定員 | 50名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 5,940 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 6,831 |
目標
・欧州の経済・金融政策の特徴、ドイツの現状について理解を深める
・EUの政策形成プロセスの特徴や世界的な影響力について理解を深める。
・欧州と日本の関係について考察する。
講義概要
コロナ禍やエネルギー危機の打撃によりゼロ成長と高インフレに悩まされてきた欧州経済。2025年は緩やかな景気の回復とインフレ目標への回帰、金融引き締め策の段階的な修正が進む見通しですが、中核国のドイツ経済の不振が影を落としています。
政治面では、2024年6月の欧州議会選挙の結果を反映したEUの新体制が2025年初から本格的に始動しますが、秋には4年に1度のドイツの連邦議会選挙が予定され、政権交代も見込まれます。
はたして欧州経済と金融政策のリバランスは期待通りに実現するのか、新体制のEUはどう変わり、ドイツの経済・政治の揺らぎが、どのような影響をもたらすのか。2025年の展望を試みたいと思います。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 02/01 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。
◆これまでに実施した講座と、内容の一部に重複があります。
◆講座の内容は、情勢の変化に合わせて調整する場合があります。
講師紹介
- 伊藤 さゆり
- 株式会社ニッセイ基礎研究所常務理事
- 早稲田大学政治経済学部卒業後、日本興業銀行(現・みずほFG)を経て、ニッセイ基礎研究所入社。修士(商学・早稲田大学)。2015〜24年度早稲田大学商学学術院非常勤講師兼務。日本EU学会理事。経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員、経済産業省産業構造審議会経済産業政策新機軸部会委員などを務める。近著に「インド太平洋地経学と米中覇権競争」(共著、彩流社、2023年)、「EUと新しい国際秩序」(共著、日本評論社、2021年)、「沈まぬユーロ」(共著、文眞堂、2021年)など。