ジャンル 人間の探求
早稲田校
消費行動・経済行動の社会心理学
井出野 尚(東京理科大学教授)

曜日 | 土曜日 |
---|---|
時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全4回
・01月11日 ~
02月08日 (日程詳細) 01/11, 01/25, 02/01, 02/08 |
コード | 140514 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・講義内で紹介される現象や理論を活用できるようになること。
・消費や、経済活動の背景に存在する心理メカニズムと特徴の理解。
講義概要
消費者行動や経済活動にみられる人の振る舞いの特徴について、これまでの心理学的知見を紹介した上で、実際に心理学で行われている実験・調査を体験していただきます。予定しているテーマは、経済心理、消費者心理、意思決定、についてです。テーマごとに、実験や調査を用意しますので、体験を通して考察をする機会としてください。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
---|---|---|---|
1 | 01/11 | 注意と消費者行動の変化:非合理的な選択と呼ばれる現象(ヒューリスティクス、バイアス) | 同じ情報を得ても、どこに注目するかで、我々の行動は変化していきます。今回の講義では、注意の視点から消費者行動や経済行動を考えていきます。 |
2 | 01/25 | 他者の存在と消費者行動 | 社会とは他者の存在する状況をさします。見知らぬ人、あるいは知人の存在によって我々の行動は大きく変化します。今回の講義では、他者の影響についてみていきます。 |
3 | 02/01 | 消費者の意思決定:意思決定方略とメンタルアカウント | 日常生活は、軽微なものから重要なものまで、さまざまな意思決定を繰り返しているという側面があります。我々の意思決定は、状況依存的であり、決め方によって変化をしていきます。今回の講義では、どのような決め方が望ましいのかについて考えていきます。 |
4 | 02/08 | 消費者の態度形成 | 我々は、さまざまな情報に接して、ブランドなどへの好みが形成されていきます。今回の講義では、どのように態度が形成されるのか、そして、態度がどのようにすれば変化していくのかを考えていきます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講日は、2月15日(土)を予定しております。
◆2023年度冬期の同名講座に新たな内容を加え、再構成しています。
講師紹介
- 井出野 尚
- 東京理科大学教授
- 早稲田大学第二文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。東京理科大学でマーケティング関連科目を担当。早稲田大学、放送大学などの講師を担当。専門分野は、意思決定論、消費者心理学、社会心理学、リスク認知。