ジャンル 芸術の世界

早稲田校

オーケストラを内側から聴く オーケストラ作品の魅力

  • 冬講座

三戸 誠(ヴィオラ奏者、元国立音楽大学講師)

曜日 木曜日
時間 15:05~16:35
日程 全8回 ・01月16日 ~ 03月13日
(日程詳細)
01/16, 01/23, 01/30, 02/06, 02/13, 02/20, 02/27, 03/13
コード 140458
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 26,814
ビジター価格 受講料 ¥ 30,378

目標

・オーケストラを楽しく鑑賞する力を身に付ける。
・オーケストラの中で各楽器がどのように演奏しているか、映像や楽譜を参考に学ぶ。
・オーケストラの中で各楽器がどのように演奏しているか、演奏を参考に学ぶ。

講義概要

弦・管・打楽器いろいろな楽器が集まってひとつの社会を形成し音楽を奏でるオーケストラ。
100人の音楽家がそれぞれのパート譜から音楽を読みとり演奏して、ひとつの音楽をつくり上げていくオーケストラ。
今回はバロック時代、古典派から20世紀初頭にかけて活躍した作曲家の作品を中心に、ヴァイオリン(弦楽器)とトランペット(金管楽器)の演奏者をゲストに招き、楽器の特徴を確認し作品の中でどのように活躍しているか検証します。
オーケストラプレーヤーの立場からオーケストラの中で演奏する作品の魅力、コンサートで鑑賞する楽しさをお話を交えながら授業を進めます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 01/16 バロック時代のオーケストラ1 バロック時代の作曲家:ヴィヴァルディ・コレルリの作品を中心に、弦楽器の活躍を検証します。
2 01/23 フランスの音楽と第1ヴァイオリン フランスの作曲家:フォーレ・ドビュッシーを中心に第1ヴァイオリンがどのように演奏しているか検証します。
(ゲスト:岩橋 裕子 元マレーシアフィル・エキストラ奏者、国立音楽大学演奏助手)
3 01/30 トランペットの魅力 金管楽器の花形:トランペット。金管楽器の構造や奏法を検証し、ハイドンの協奏曲やチャイコフスキーの交響曲でどのように活躍しているか検証します。
(ゲスト:井川 明彦 トランペット奏者、元NHK交響楽団奏者、国立音楽大学教授)
4 02/06 シューベルトのオーケストラ作品1 交響曲第7番「未完成」や付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」を中心に、それぞれの楽器がどのように活躍しているか検証します。
5 02/13 シューベルトのオーケストラ作品2 交響曲第8番「グレート」を中心に、それぞれの楽器がどのように活躍しているか検証します。
6 02/20 内声(第2ヴァイオリンとヴィオラ)の活躍 古典派やロマン派の交響曲を参考にオーケストラの内声(第2ヴァイオリンとヴィオラ)が、どのような動きをしながらオーケストラを支えているか、検証します。
(ゲスト:鈴木 弘一 ヴァイオリン奏者、元NHK交響楽団第2ヴァイオリン奏者、洗足学園音楽大学講師)
7 02/27 弦楽オーケストラの魅力 チャイコフスキーとドヴォルザークの「弦楽セレナーデ」を中心に、オーケストラ作品としてプログラミングされる弦楽オーケストラの魅力を検証します。
8 03/13 バロック時代のオーケストラ2 バロック時代の作曲家:バッハ・ヘンデルの作品を中心に、弦楽器の活躍を検証します。

備考

3月6日は講師都合により休講となりました。補講日は3月13日(木)10:40~12:10(※時間変更)となります。

講師紹介

三戸 誠
ヴィオラ奏者、元国立音楽大学講師
国立音楽大学大学院音楽研究科修了。ヴィオラ独奏・室内楽・オーケストラ奏者として活躍。2006年クアラルンプールで開催されたSentuhan International Music FestivalでトルコのAnatolian Sun Quartetと共演、好評を得る。東京でヴィオラリサイタルを11回、デュオ・リサイタルを8回催す。国立音楽大学/附属高等学校、洗足学園音楽大学/大学院、玉川大学などで後進の指導にあたって来た。

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