ジャンル くらしと健康
オンデマンド
【オンデマンド】「動く“がん”」最先端治療の開発と挑戦 我が国発の医理工学による放射線治療の研究から保険収載と国際展開へ
白土 博樹(北海道大学大学院教授)
コード | 910601 |
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定員 | −名 |
単位数 | − |
会員価格 | 受講料 ¥ 3,960 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 3,960 |
目標
・がんが、体の中で、どのように動いているのかを知る。
・我が国発の最先端技術で、動きのあるがんの放射線治療装置にどのような進歩があったのかを知る。
・動きのあるがんに対する最先端放射線治療による実際の治療成績と、今後の方向性を知る。
講義概要
放射線治療では、体外からX線や陽子線や重粒子線などを体内深部のがんに集中して照射することが可能です。しかし、多くの体内深部のがんは、呼吸・腸動などの臓器の動きに伴い、3次元的に不規則に動いております。本講義では、そういった「動くがん」に対して、我国発の最先端技術を用いて治療精度を上げた放射線治療装置が開発され、世界トップクラスの大学病院・がんセンターに導入されているのはなぜか、をわかりやすく紹介します。さらに、実際に肺がん・肝がん・膵がん・前立腺がんなどにおいて、どのような治療成績が得られていて、今後はどのような方向に進もうとしているのかを紹介します。
各回の講義予定
回 | 講座内容 | |
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1 | 体内で「動く”がん”」への最先端放射線治療の開発と挑戦 | 脳では、CTやMRI画像を用いて±1mmの精度で照射部位を維持できる放射線治療ですが、呼吸や腸管で不規則かつ不随意に動く体内深部のがんに対して、どのようにして正確な放射線治療を可能にすることができるのか?を、わかりやすい動画等で理解します。動きのあるがんに対する放射線治療の成績が、どのような種類のがんに対して向上したのか、それはどうしてなのか、そして今後はどのような開発に期待がかかっているのか?を、最近の臨床試験の結果をもとに、理解していきます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆視聴期間は一般申込開始(2024/03/05)から学期終了翌月末(2024/07/31)までになります。一般申込開始(2024/03/05)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2023年度 秋期 「「動く“がん”」最先端治療の開発と挑戦」 (11/11〜11/11 土曜日、全1回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
講師紹介
- 白土 博樹
- 北海道大学大学院教授
- 札幌生まれ。博士(医学、北海道大学)、専門分野は、医学(放射線治療学)と医理工学。北海道大学で、医学生の教育、理工系学生への医理工学の教育を担当。長年の放射線治療に関する研究・診療、動体追跡陽子線治療装置の産学連携開発などで、令和4年に日本学士院賞受賞。