ジャンル 人間の探求

オンデマンド

【オンデマンド】ドゥルーズと生命の哲学

  • 春講座

檜垣 立哉(専修大学教授、大阪大学名誉教授)

コード 910503
定員 −名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 5,940

目標

・現代フランス哲学について理解を深める。
・21世紀的な生命をどうとらえるかを考える。
・現代的な思想の課題について考える。

講義概要

ドゥルーズは、20世紀のフランスの哲学者であるが、ベルクソンやニーチェの生の哲学を引き継ぎ、21世紀的な生命科学の時代に即応するように議論を展開した。20世紀的なポストモダンの思想として喧伝されがちなドゥルーズであるが、本講義は、基本的にはフランスの現代思想史のなかのドゥルーズの位置づけを探りながら、21世紀の生命科学に対応するドゥルーズの思想のあり方を、前期の『ベルクソニズム』『差異と反復』、後期の『千のプラトー』を参照することによって辿ることにしたい。

各回の講義予定

講座内容
1 ドゥルーズの哲学概要 ドゥルーズの哲学が、ベルクソンやニーチェの生の哲学を引き継ぎ、とりわけ現代思想のなかでについてどう位置づけられるのかを、「言語」との対比においてあつかう。
2 『差異と反復』の時間論/生命論 ドゥルーズ初期の代表的な著作である『差異と反復』において、時間論/生命論がどのように考えられたのかをあつかう。
3 『千のプラトー』の生命論 ドゥルーズ後期のガタリとの共著である『千のプラトー』において、ドゥルーズが群生や21世紀的な生命についてどのように考えたのかをあつかう。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2024/03/05)から学期終了翌月末(2024/07/31)までになります。一般申込開始(2024/03/05)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2023年度 秋期 「ドゥルーズと生命の哲学」 (10/14〜11/11 土曜日、全3回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

檜垣 立哉
専修大学教授、大阪大学名誉教授
埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。博士(文学)。大阪大学教授を経て専修大学文学部教授・大阪大学名誉教授。現代フランス哲学研究(『ドゥルーズ入門』ちくま新書)、京都学派研究(『西田幾多郎の生命』講談社学術文庫)、生命論研究(『食べることの哲学』世界思想社)をおこなっている。そのほかに『バロックの哲学』岩波書店、『生命と身体 フランス哲学論集』勁草書房 等。
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