ジャンル 日本の歴史と文化

オンデマンド

【オンデマンド】藤原道長の時代

  • 春講座

高松 百香(東京学芸大学特任准教授)

コード 910202
定員 −名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 13,860
ビジター価格 受講料 ¥ 13,860

目標

・藤原道長の人生の諸段階を追いながら、時代状況や政治・文化について理解を深める。
・道長と関わった家族・天皇・貴族たち、そして紫式部に代表される宮廷の女性たちについても学ぶ。

講義概要

「この世をば我が世とぞ思ふ望月の 欠けたることもなしと思へば」と我が身の栄華を和歌に詠んだ、摂関政治を象徴する存在である藤原道長。小学6年生で学ぶ歴史上の有名人です。しかし、道長が権力の頂点に立つまでには、それなりの道のりがありました。紫式部などの女性たちとの関わりも見逃せません。この講座では、道長の人生をいくつかの時期に分けて、それぞれの時代の道長と、彼と関わった人々、そして宮廷社会の政治や文化について学びます。

各回の講義予定

講座内容
1 道長の誕生 道長の両親や兄弟など、誕生時の藤原摂関家の状況
2 道長の成長 貴族社会デビュー、結婚と子育て、円融天皇・花山天皇との関係
3 道長の闘争 中関白家との争い、長女彰子の入内・立后
4 道長の栄華 一条天皇との関係、彰子の皇子出産、三条天皇との関係、摂政就任
5 道長の文化 女房文学の支援者としての道長、「望月の歌」の再解釈、仏教信仰への傾倒
6 道長の女性観 母・妻・娘・孫娘、紫式部などの女房たちとの関わり
7 道長の晩年と死 死に至る状況、往生をめぐる逸話、院政期とのつながりと、各回の補足などもあればここで行う

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2024/03/05)から学期終了翌月末(2024/07/31)までになります。一般申込開始(2024/03/05)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
 2023年度 秋期 「藤原道長の時代」 (10/30〜12/18 月曜日、全7回)
 で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

高松 百香
東京学芸大学特任准教授
秋田県出身。博士(史学、東京都立大学)。専門分野は摂関期〜院政期を中心とした女性史・ジェンダー史。共編著に『藤原道長を創った女たち―〈望月の世〉を読み直す―』(明石書店、2020年)、その他論文多数。現在は東京学芸大学で教員を目指す学生に指導しつつ、非常勤講師として日本女子大学等に出講している。
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