ジャンル 人間の探求

早稲田校

日本人と儒教 儒教は《宗教》か?

  • 春講座

森 和也(公益財団法人中村元東方研究所専任研究員)

曜日 水曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・05月08日 ~ 05月29日
(日程詳細)
05/08, 05/15, 05/22, 05/29
コード 110520
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・儒教についての理解を深める。
・日本人が何を考えてきたかを儒教を中心に知る。
・現代社会に生きる我々に儒教の智恵を生かす。

講義概要

日本において「儒教」は「儒学」であったとしばしば言われます。これは宗教の定義を狭くとったために起きる議論です。しかし、キリスト教起源の宗教の概念を東アジアに当てはめても得るものは少なく、東アジアの宗教文化の文脈の中で儒教の果たした役割を明らかにすることにこそ意味があるのではないでしょうか。今季の講座では儒教の《宗教》的側面が日本人の精神にどのような影響を与えたのかを、孝、天、聖人、治教をキーワードに、宗教の定義を思いきり広くとって見てゆこうと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/08 儒教の宗教的要素(1)〜孝〜  
2 05/15 儒教の宗教的要素(2)〜天〜  
3 05/22 儒教の宗教的要素(3)〜聖人〜  
4 05/29 《教》の多義性〜治教と宗教〜  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は6月5日を予定しています。

講師紹介

森 和也
公益財団法人中村元東方研究所専任研究員
1967年鳥取県生まれ。早稲田大学第一文学部卒、同大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在、慶應義塾大学理工学部非常勤講師、中央大学国際情報学部兼任講師、NHK学園講師を兼任。専門分野は日本思想史。著書:『神道・儒教・仏教─江戸思想史のなかの三教』(ちくま新書)。
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