ジャンル 人間の探求
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はじめての「実存」の哲学 ショーペンハウアー、キルケゴール、ニーチェ
石川 輝吉(早稲田大学講師)
曜日 | 火曜日 |
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時間 | 19:00~20:30 |
日程 |
全6回
・05月07日 ~
06月11日 (日程詳細) 05/07, 05/14, 05/21, 05/28, 06/04, 06/11 |
コード | 710507 |
定員 | 30名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・哲学の基本的なキーワードを知ることができる。
・哲学の発想を私たちの経験に即してイメージできる。
・哲学の考え方を生活にも生かすことができるようになる。
講義概要
哲学のエッセンスを手にすれば、自分で深く考えることができるようになります。難解な哲学の言葉を、現代の私たちにもかかわりのある分かりやすい言葉に訳していきます。今回はショーペンハウアー、キルケゴール、ニーチェを扱い、いわゆる「実存」の哲学のはじまりとなるような哲学者たちの思考を大きくたどります。視覚的にも理解できるようライブで簡単な絵も描きながら、はじめての方にもそれぞれの哲学者のキーワードや考え方の中心をつかめるように講義します。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
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1 | 05/07 | ガイダンス ショーペンハウアーの哲学 | いわゆる「実存」の哲学の問題意識を説明することからはじめ、ニーチェにも大きな影響を与えたショーペンハウアーの哲学を『意志と表象としての世界』を中心に解説します。 |
2 | 05/14 | キルケゴールの哲学(1) | ひとつながりの長大な諸著作を書いたキルケゴールの「実存」の思想の全体像をなるべく簡潔につかめるよう解説します。ここでは、『イロニーの概念について』、『あれか、これか』、『おそれとおののき』等を扱います。 |
3 | 05/21 | キルケゴールの哲学(2) | ひとつながりの長大な諸著作を書いたキルケゴールの「実存」の思想の全体像をなるべく簡潔につかめるよう解説します。ここでは『不安の概念』、『死にいたる病』、『キリスト教の修練』等を扱います。 |
4 | 05/28 | ニーチェの哲学(1) | ガイダンスとしてニーチェの哲学の全体像を示します。 |
5 | 06/04 | ニーチェの哲学(2) | 「ルサンチマン」と「ニヒリズム」を中心にニーチェの哲学を解説します。 |
6 | 06/11 | ニーチェの哲学(3) | 「永遠回帰」と「力への意志」を中心にニーチェの哲学を解説します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は、6月18日(火)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆本講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)
講師紹介
- 石川 輝吉
- 早稲田大学講師
- 1971年、静岡県生まれ。英国エディンバラ大学哲学部修士課程修了。明治学院大学国際学研究科博士後期課程修了。専門分野は西洋近代哲学、現象学。早稲田大学等で哲学の授業を担当。主な著書に『カント 信じるための哲学』(NHK出版)、『ニーチェはこう考えた』(筑摩書房)がある。