ジャンル 日本の歴史と文化

中野校

太平洋戦争の日本語諜報戦

  • 春講座

武田 珂代子(立教大学特別専任教授)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全2回 ・05月28日 ~ 06月04日
(日程詳細)
05/28, 06/04
コード 310215
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・戦争における通訳者・翻訳者の役割について理解を深める。
・太平洋戦争中の連合軍による日本語言語官の養成について学ぶ。
・太平洋戦争中の連合軍日本語言語官の役割について学ぶ。

講義概要

まず、戦争のさまざまな側面(諜報活動、戦闘、プロパガンダ、休戦交渉、軍事占領、平和維持活動など)における通訳者・翻訳者の役割について話し合います。その後、太平洋戦争中に、米軍、英軍、豪軍、カナダ軍が実施した日本語言語官の養成プログラムの概要と特徴、また、これら言語官の活動内容について学びます。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/28 戦争と通訳者・翻訳者、米軍の日本語言語官 戦争のさまざまな側面における通訳者・翻訳者の役割について学ぶ。太平洋戦争中の米軍による日本語言語官の養成と日本語言語官の活動内容について学ぶ。
2 06/04 英軍、豪軍、カナダ軍の日本語言語官 太平洋戦争中の英軍、豪軍、カナダ軍による日本語言語官の養成と日本語言語官の活動内容について学ぶ。2回にわたる講義の総括。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講日は6月11日(火)を予定しています。
◆参考図書:武田珂代子著『太平洋戦争日本語諜報戦』(筑摩書房)をお読み頂くとより理解が深まります。

講師紹介

武田 珂代子
立教大学特別専任教授
専門は翻訳通訳研究。米国・モントレー国際大学翻訳通訳大学院日本語科主任を経て、2011年より立教大学異文化コミュニケーション学部教授。現在、同学部特別専任教授。主な著書に『通訳者と戦争犯罪』、『太平洋戦争 日本語諜報戦』、『東京裁判における通訳』などがある。

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