ジャンル 現代社会と科学

中野校

日本経済の未来―衰退途上国からの脱却

  • 春講座

宮本 弘曉(元東京都立大学教授)

曜日 土曜日
時間 10:40~12:10
日程 全3回 ・06月01日 ~ 06月15日
(日程詳細)
06/01, 06/08, 06/15
コード 310702
定員 36名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 8,910
ビジター価格 受講料 ¥ 10,246

講義概要

日本経済は長年、低成長、低物価、低賃金、そして高債務という「日本病」に悩まされ続けてきた。1990年代には世界の上位5位以内に位置していた日本の1人当たり名目GDPは、今では30位へと大きく後退した。足元では物価高が加速するものの、長年のデフレで日本は世界で安い国になってしまった。また、過去四半世紀の間に他の先進国では賃金が2割から5割上昇したのに対し、日本の賃金はほぼ横ばいだ。さらに、国の借金は膨大な額に膨れ上がっており、財政の持続可能性が危惧されている。今、真に求められているのは経済の凋落を止め、再び日本経済を成長軌道に乗せることだ。本講義では日本経済の現状と課題、その解決策を議論する。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/01    
2 06/08    
3 06/15    

講師紹介

宮本 弘曉
元東京都立大学教授
慶應義塾大学経済学部卒業、米国ウィスコンシン大学マディソン校にて経済学博士号取得(Ph.D. in Economics)。国際大学学長特別補佐・教授、東京大学公共政策大学院特任准教授、国際通貨基金(IMF)エコノミストを経て現職。専門は労働経済学、マクロ経済学、日本経済論。日本経済、特に労働市場に関する意見はWall Street Journal、Bloomberg、日本経済新聞、NHK等の国内外のメディアで紹介されている。著書に、『101のデータで読む日本の未来』(PHP新書)『日本の財政政策効果 高齢化・労働市場・ジェンダー平等』(日経BP)、『一人負けニッポンの勝機 世界インフレと日本の未来』(ウェッジ)など。
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