ジャンル 芸術の世界
中野校
映画と身体の表現史
角井 誠(早稲田大学准教授)
曜日 | 金曜日 |
---|---|
時間 | 10:40~12:10 |
日程 |
全4回
・05月31日 ~
06月21日 (日程詳細) 05/31, 06/07, 06/14, 06/21 |
コード | 310411 |
定員 | 24名 |
単位数 | 1 |
会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
ビジター価格 | 受講料 ¥ 13,662 |
目標
・映画において、俳優の身体がどのように扱われてきたのかを理解する。
・アニメーションにおいて、キャラクターの身体がどう表現されうるかを理解する。
・映画を身体表現という観点から鑑賞、分析する力を身につける。
講義概要
映画は、その誕生以来、人間の身体をさまざまにとらえ、描いてきました。生身の俳優であれアニメーションのキャラクターであれ、画面に現れる身体は私たちの心をとらえ、揺さぶります。それは、映画の魅力の源泉の一つだと言えるでしょう。この講義では、映画史の初期の作品からアメリカ、ヨーロッパ、日本の古典的名作を経て、現代の日本映画に至るまで多様な作品をとりあげながら、映画やアニメーションがいかに身体と向き合ってきたか、その広がりをたどっていきます。それによって、映画という表現媒体のもつ魅力に迫ってみたいと思います。
各回の講義予定
回 | 日程 | 講座内容 | |
---|---|---|---|
1 | 05/31 | 映画と身体 | |
2 | 06/07 | 古典的映画における身体 | |
3 | 06/14 | 現代映画における身体 | |
4 | 06/21 | アニメーションにおける身体 |
講師紹介
- 角井 誠
- 早稲田大学准教授
- 1982年生まれ。東京大学大学院博士課程満期退学、パリ第1大学博士課程修了。博士(芸術学)。東京都立大学准教授を経て現職。専門は、フランス映画史、映画理論。共著に『映画論の冒険者たち』(東京大学出版会)、訳書に『彼自身によるロベール・ブレッソン インタビュー1943-1983』(法政大学出版局)など。