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ビザンティン美術史 写本挿絵と聖堂装飾

  • 春講座

辻 絵理子(埼玉大学准教授)

曜日 水曜日
時間 10:30~12:00
日程 全6回 ・04月24日 ~ 06月05日
(日程詳細)
04/24, 05/08, 05/15, 05/22, 05/29, 06/05
コード 710430
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 17,820
ビジター価格 受講料 ¥ 20,493

目標

・ビザンティン美術の名作に触れ、基礎的な知識を学ぶ。
・中世の写本挿絵を、対応する本文と併せて確認し、鑑賞する。
・ヨーロッパ各地に残る、モザイクやフレスコによる聖堂装飾を鑑賞する。

講義概要

難解な印象を持たれがちなビザンティン美術ですが、鑑賞のコツを踏まえれば機知に富んだ豊かな世界が広がっています。本講座はその魅力を、沢山の写真とともにご紹介します。
今期は11世紀の詩篇写本挿絵を中心に、同じ主題を持つ聖堂のモザイクやフレスコもあわせて鑑賞します。
世界に1冊しかない写本は全て手で制作されました。単純にテキストを絵画化したわけではない、本文と挿絵の織り成す複雑な関係を丁寧にひもときながら、聖堂における表現も確認していきます。
基礎知識についても確認しながら進めていきますので、中世美術は初めてという方もお気軽にご受講頂けます。昨年度までの講座とは異なる、新しい内容です。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 04/24 ビザンティン写本の種類と性質  
2 05/08 詩篇写本挿絵と聖堂装飾  
3 05/15 詩篇写本挿絵と聖堂装飾  
4 05/22 詩篇写本挿絵と聖堂装飾  
5 05/29 詩篇写本挿絵と聖堂装飾  
6 06/05 詩篇写本挿絵と聖堂装飾  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、6月12日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず
「オンラインでのご受講にあたって」
をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30までに公開します。インターネット上で1週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員】授業動画の視聴方法(会員向け)
【ビジター・法人会員】授業動画の視聴方法(ビジター・法人会員向け)

講師紹介

辻 絵理子
埼玉大学准教授
東京生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門は西洋中世美術史(ビザンティン美術)。単著『ビザンティン余白詩篇写本挿絵研究』(中央公論美術出版)。論文は「陽の昇るところから沈むところまで」(『パトリスティカ』第18号)、「ビザンティン聖堂装飾における聖餐の表象」(『美學』第249号)ほか。
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