ジャンル 芸術の世界

中野校

新版画への誘い―版元・渡邊庄三郎の挑戦から川瀬巴水・吉田博の登場まで

  • 春講座

西山 純子(早稲田大学講師、千葉市美術館上席学芸員)

曜日 火曜日
時間 10:40~12:10
日程 全2回 ・05月28日 ~ 06月04日
(日程詳細)
05/28, 06/04
コード 310407
定員 36名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

講義概要

版元・渡邊庄三郎がどのような背景から新版画という事業を興し、川瀬巴水に代表される作家たちを発掘し、優れた作品の数々を世に送ったのか。大正期初めに浮世絵の復興をめざして始まり、その後国の内外で高く評価されるに至った新版画の歴史と実作品を、ダイジェストで講義します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/28 新版画の始まり 横浜の古物商としてキャリアを始めた渡邊庄三郎が、どのような背景から新版画を発想し、具体化していったのかー。新版画が始まる頃の景色とともに、カペラリやバートレット、橋口五葉、伊東深水といった最初期の作家たちとその作品をとりあげます。
2 06/04 新版画のスター作家たち 新版画の作家として人気の高い川瀬巴水と吉田博。ふたりの作品を中心にとりあげ、戦前までの新版画の流れについても総覧します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合の補講は、6月11日(火)に行います。

講師紹介

西山 純子
早稲田大学講師、千葉市美術館上席学芸員
東京生まれ。修士(文学、早稲田大学)。専門分野は、日本近代の版画。千葉市美術館で、橋口五葉や川瀬巴水、吉田博などの展覧会を企画。著書に『橋口五葉―装飾への情熱』『新版画作品集―なつかしい風景への旅』(ともに東京美術)がある。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店