ジャンル 芸術の世界

中野校

日本美術史(近代)―江戸時代後期から1980年代まで

  • 春講座

佐藤 康宏(東京大学名誉教授)

曜日 水曜日
時間 15:05~16:35
日程 全4回 ・05月15日 ~ 06月05日
(日程詳細)
05/15, 05/22, 05/29, 06/05
コード 310405
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・美術史の考え方に対する理解を深め、発想法になじむ。
・建築、彫刻、絵画、工芸など日本美術の重要な作例のいくつかを知る。
・日本美術史についての知識を身につける。

講義概要

縄文時代からたどり始めた日本美術史の最終章として、19世紀、そして20世紀終り近くまでを概観します。江戸時代中期までと違い、写真や漫画といった新しいメディアも加わりますので、扱うべき対象は格段に膨大な数に増えますが、なるべく整理して、重要なトピック、記憶されるべき作品などを提示します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 05/15 早過ぎた近代――江戸時代後期  
2 05/22 国家のための美術――明治期  
3 05/29 モダニズムの諸相――大正・昭和期(戦中まで)  
4 06/05 現代の視覚文化――昭和期(戦後)  

講師紹介

佐藤 康宏
東京大学名誉教授
東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了。東京国立博物館、文化庁美術工芸課を経て東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授。2020年に定年退職し名誉教授。博士(文学)。日本美術史、特に江戸時代の絵画史を専攻。著書『若冲・蕭白』(小学館、1991年)の本論「蕭白新論」で國華賞受賞。『湯女図――視線のドラマ』(平凡社、1993年)で倫雅美術奨励賞受賞(同書はちくま学芸文庫で再刊)。『若冲伝』(河出書房新社、2019年)で芸術選奨文部科学大臣賞受賞。『若冲の世紀――十八世紀日本絵画史研究』(東京大学出版会、2022年)で徳川賞受賞。ほかに『講座日本美術史』(共著、東京大学出版会)、『伊藤若冲』(東京美術)、『日本美術史』(放送大学教育振興会)、『絵は語り始めるだろうか――日本美術史を創る』(羽鳥書店)などの著書がある。

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