ジャンル 世界を知る

中野校

宗教とデザイン

  • 春講座

松田 行正(グラフィック・デザイナー)

曜日 土曜日
時間 13:10~16:25 ※途中休憩をはさみます。
日程 全1回 ・06月15日 ~ 06月15日
(日程詳細)
06/15
コード 310322
定員 24名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・人類の世界観を形づくってきた宗教の本質を探る。
・一神教と多神教の違いによる文化的差異を知る。
・人類の歴史をよかれあしかれおもしろくしてきた宗教におけるデザインの役割を知る。

講義概要

古代宗教では、自然にたいする素直な感謝・畏怖、自然といかに折り合いをつけるか、これが信仰となり、自然(=神)と人びとを媒介する仲介者が現れます。直接神から話を聞いたと主張する仲介者が教祖となります。実際には神から直接話が聞けたかどうかわかりませんので、そこに過剰な忖度や推理、解釈が介入する余地が生まれ、それらにリアリティを持たせるために視覚性が重視されます。つまり「デザイン」です。そこで本講座では、視覚的なものに比重を置いた宗教の見方を提示します。加えて、視覚性よりも経済に比重を置いた新興宗教、たとえば、解散命令を受けたオウム真理教や今問題となっている旧統一教会などにも触れたいと思います。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 06/15 宗教とデザイン キリスト教の「普遍性」、イスラム教の「絶対性」、仏教の「安定性」を中心に、歴史的な宗教が持つヴィジュアルのおもしろさを示したいと思います。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆本講座については、休講が発生した場合の補講日を設けておりません。

テキスト

テキスト
松田行正『宗教とデザイン』(左右社)(ISBN:978-4865283808)

講師紹介

松田 行正
グラフィック・デザイナー
書籍を中心に、シンプルで力強いデザインをめざしているグラフィック・デザイナー。「オブジェとしての本」を掲げるミニ出版社牛若丸主宰。『眼の冒険』(紀伊國屋書店)で第37回講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞など、受賞歴多数。著書多数。
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