ジャンル くらしと健康
オンデマンド
【オンデマンド】実践・くらしの民法入門 事例の検討を通じて“つかえる”民法を身に付ける
大澤 慎太郎(早稲田大学教授)
| コード | 930601 |
|---|---|
| 定員 | 20名 |
| 単位数 | − |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 19,800 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 19,800 |
目標
・「法」や「民法」の社会における意義や役割(機能)を理解する。
・いくつかの具体的な事例の検討を通じて、法の学び方や考え方を理解し、未知の問題であっても解決策を導く糸口を掴めるような能力を身に付ける。
講義概要
法は社会の設計図であり、社会に生きる私たちは常に法に支配されています。法の中でも「民法」は、日用品の“購入”や物の“貸し借り”といった、ありふれた日常の様子を規律するもっとも“親しい法”と呼べるかもしれません。民法を知れば世の中の仕組みもみえてきますし、くらしの中での紛争の解決も予防もできるようになります。本講座では、身近に生じうる紛争を素材に事例を設定し、民法を使ったらどのように解決できるのかをみなさんと学んでみたいと思います。本講座が、民法修得の入り口となり、みなさんのよりよいくらしに繋がれば幸いです。
各回の講義予定
| 回 | 講座内容 | |
|---|---|---|
| 1 | 民法入門 | 民法を学ぶ以上、まずは民法とは何なのかを知る必要があり、その前提にはそもそも法とは何かを知る必要があります。初回は、第2回目以降のイントロダクションとして、民法とは何か、法とは何かについていくつかの事例を素材に学んでみたいと思います。 |
| 2 | 「親族」とは何か | 残念なことに、われわれにとって最も身近で誰でも一度は必ず巻き込まれるであろう法的問題が「家族」をめぐるものです。不要な紛争が生じないためにも、家族をめぐる法的知識を身に付けておくことは、安心なくらしの実現に必須といえるかもしれません。第2回では、家族問題を扱う前提として、家族の核となる「親族」とはそもそも何なのかについて学びつつ、いくつかの事例検討を通じて、理解を深めてみたいと思います。 |
| 3 | 「相続」をめぐる争い | 家族問題が先鋭化するのが、なんといっても「相続」をめぐるものです。そもそも「相続」とは何なのかについて学びつつ、いかなることが紛争となり、これを防ぐにはどうすれば良いのかといった視点も踏まえながら、いくつかの事例検討を通じて家族問題をめぐる理解を深めてみたいと思います。 |
| 4 | 「お金」を「借りる」 | われわれの生活にどうしても必要なものが「お金」であり、「お金」を「借りる」ことをめぐって生じる紛争もまた、最も身近な法律問題の1つといえます。第4回は、「借りる」とは法的にいかなる意味を持つのかを説き明かしつつ、利息とは何か、借りたお金を返せなかったらどうなるのかなど、「借りる」をめぐって生じる典型的な法的問題につき事例を通じて検討し、その理解を深めてみたいと思います。 |
| 5 | 「不動産」を「借りる」 | 生活や営業の拠点となる土地や建物といった「不動産」を「借りる」ことも、われわれにとって最も身近な法律問題の1つとなりましょう。第5回は、「不動産」を「借りる」ことをめぐって生じうる、「賃料」や「敷金」、「立ち退き」等に係るさまざまな法的問題につき検討し、その理解を深めてみたいと思います。 |
| 6 | 「不動産」を「買う」 | 第5回に引き続き、今度は「不動産」を「買う」という視点から法的問題を考えます。必然的に高額となる「不動産」を「買う」こともまた、われわれに複雑かつ重大な法的問題を投げかけます。ここでは、「欠陥住宅」を買ったらどうなるのか、「登記」とは何か、といったことを検討の素材として、問題の理解を深めてみたいと思います。 |
| 7 | 「保証人」になる | 「保証人」という言葉もまた、誰もが一度はお世話になるであろう、法律用語の1つです。「保証人」になったがために、生活が破綻したり、結果として破産したりといったことは、誰もが耳にしたことがあるでしょう。ここでは、そもそも「保証人」とは何なのかについて学びつつ、「保証人」をめぐって生じうる典型的な法的問題につき、事例を通じて検討し、その理解を深めてみたいと思います。 |
| 8 | 「交通事故」に遭う | 「交通事故」をめぐる悲惨な報道は途切れることなく流れています。誰もが「被害者」になるとともに、誰もが「加害者」にもなるのが「交通事故」です。「被害者」と「加害者」双方が人生を狂わされる「交通事故」をめぐっては、いかなることが法的問題となるのか。いくつかの事例を用いて検討し、その理解を深めてみたいと思います。 |
| 9 | 「医療」を受ける | 誰もが一度は、けがをしたり、病気になったりして、病院やクリニックに行ったことはあるのではないでしょうか。「医療」をめぐるドラマが多く制作されていることもあって、「医療」をめぐっても複雑かつ悲惨な法的問題が生じることは想像しやすいかと思います。ここでは「医療」をめぐる典型的な法的問題につき、いくつかの事例を用いて検討し、その理解を深めてみたいと思います。 |
| 10 | 「金融商品」を買う | NISAの推進もあって、株式や債権などといった「金融商品」をめぐる取引もまた、われわれの生活にますます身近になっています。しかし、これは同時に法的問題のリスクが増大していることでもあって、「金融商品」をめぐる法的知見を身に付けておくこともまた、不要な紛争を避けるために必須のものです。ここでは、「金融商品」の取引をめぐって生じる典型的な法的問題につき、いくつかの事例を用いて検討し、その理解を深めてみたいと思います。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆視聴期間は一般申込開始(2026/08/27)から学期終了翌月末(2027/01/31)までになります。一般申込開始(2026/08/27)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2026年度 春期 「実践・くらしの民法入門」 (04/06〜06/15 月曜日、全10回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
講師紹介
- 大澤 慎太郎
- 早稲田大学教授
- 早稲田大学法学部卒業後、同大学院法学研究科博士後期課程研究指導修了満期退学(博士(法学))。新潟大学法学部専任講師、千葉大学大学院社会科学研究院准教授を経て現職。専門は「民法」、特に「保証制度」を中心とした担保法制全般。「公益財団法人かずさDNA研究所・利益相反マネージメントアドバイザー」や、「国土交通省交通事故相談員総合支援事業・編集委員」なども務めております。主な業績として、『民法III債権総論(LEGAL QUEST)』(共著、有斐閣、2022年)、「フランスにおける保証人の保護に関する法律の生成と展開(1)(2・完)」比較法学42巻2号47頁、同3号25頁(2009年)等があります。




