ジャンル 人間の探求

オンデマンド

【オンデマンド】ヴァルター・ベンヤミンを読む―現代思想への導き

  • 秋講座

大宮 勘一郎(東京大学大学院教授)

コード 930501
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 15,840
ビジター価格 受講料 ¥ 15,840

目標

・20世紀ドイツの批評家ヴァルター・ベンヤミンの人と思想を知る。
・ベンヤミンが生きた20世紀前半のドイツおよびその首都ベルリンの変容を、思想的背景としてとらえる。
・ドイツの近代に関するベンヤミンがどの観点から考察していたかを知る。

講義概要

20世紀を代表する思想家ヴァルター・ベンヤミン。文学、芸術、歴史、メディア論など多岐にわたる分野で、現代にも通じる深い洞察を残しました。
本講座では、彼の主要な著作に触れることを通じて、その特異な思想に触れます。ベンヤミンは、パリの古本屋街をさまよい、断片的な言葉を集める「散策者」として、近代都市の文化を鋭く分析しました。また、メディアの発達が芸術のあり方をどう変えたのかを考察し、複製技術時代の芸術が持つ可能性と危険性についても論じています。
本講座では専門的な予備知識を必要とせず、ベンヤミンの言葉の奥に潜む思想の豊かさを、歴史的背景を含めて考察します。

各回の講義予定

講座内容
1 導入 ベンヤミンとはどういう人物だったかを、生まれ育ち、教育、大学での専門研究、その後のキャリアや主要著作などを含めて概説します。
2 若きベンヤミン 改革教育への参加、第一次大戦に対する態度、大学教育についての思想を、若い時代の著作を中心に概観します。
3 ドイツ文学・ドイツ思想との取り組み ドイツ・ロマン主義論とゲーテ論を軸に、近代ドイツ文学に対するベンヤミンの見方を考察します。
4 大学とベンヤミン 教授資格論文『ドイツ悲劇の根源』提出と、その後の紆余曲折について考察します。
5 旅行者ベンヤミン ベンヤミンが残した旅行のテクストについて論じまっす。
6 パリとベンヤミン ベンヤミンの未完の著作「パサージュ研究」について考えます。
7 複製技術論のベンヤミン ベンヤミンの複製技術論について、メディア論として考えます。
8 歴史とベンヤミン ベンヤミンの歴史のとらえ方似ついて、遺稿となった「歴史の概念について」を中心に考察します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2026/08/27)から学期終了翌月末(2027/01/31)までになります。一般申込開始(2026/08/27)以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2026年度 春期 「ヴァルター・ベンヤミンを読む―現代思想への導き」 (04/07〜06/02 火曜日、全8回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

大宮 勘一郎
東京大学大学院教授
山形市生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部、慶應義塾大学大学院文学研究科・文学部でドイツ文学、ドイツ思想を教えている。専門はヴァルター・ベンヤミン研究のほか、ゲーテ、クライスト、アーレント、E・ユンガーについても研究・翻訳を進めている。
  • 外国語 コースレベル選択の目安
  • 広報誌「早稲田の杜」
  • オープンカレッジ友の店