ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

江戸の社会と科学技術 鎖国が生んだ日本独自の知恵と技

  • 秋講座

鈴木 一義(国立科学博物館名誉研究員)

曜日 水曜日
時間 13:10~14:40
日程 全4回 ・09月30日 ~ 10月21日
(日程詳細)
09/30, 10/07, 10/14, 10/21
コード 130290
定員 31名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・太平の世で独自の発展を遂げた江戸の社会を理解する
・鎖国により技術交流の途絶えた江戸のモノづくりの知恵や技を知る

講義概要

現在も息づく江戸時代の英知、江戸時代にみるテクノロジー。西洋とは違った日本独自の技術が花開いた江戸、卓越した技術とその技術を生み出した天才や奇才達。江戸庶民をとりこにしたその知恵や技を、長い博物館勤務で収集した多くの資料を元に解説します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/30 江戸時代の自然観〜化け物と科学 中世以降の西洋では、神から与えられた自然を調べ、収集・分類し、研究することにより、神の真理としての科学を発展させた。江戸時代の日本は、西洋とはまったく異なる発展で、自然を調べた。それは実学という、ある種、俗で現実的なもので、体系的な科学には繋がらなかったが、部分的には実学的(科学と技術の融合)な独自の発展があった。
2 10/07 江戸時代の技術者たち〜大野弁吉・国友一貫斎 江戸時代の後期(1800年代〜)には明治期の開国に先駆けた、多くの優れた技術者が現れました。彼らは、近代的な教育や訓練は受けていませんでしたが、在来技術の延長上で、その経験と知恵を活かして、蒸気船や大砲のような西洋科学技術に対応しました。その状況を紹介します。
3 10/14 江戸時代の技術者〜久米通賢。田中久重 戸時代の後期(1800年代〜)には明治期の開国に先駆けた、多くの優れた技術者が現れました。彼らは、近代的な教育や訓練は受けていませんでしたが、在来技術の延長上で、その経験と知恵を活かして、蒸気船や大砲のような西洋科学技術に対応しました。その状況を紹介します。
4 10/21 江戸時代から現代を考えてみる 江戸時代は、1603年から1868年まで260年余も続きました。その中で育まれた日本文化や考え方は、今も私たちの習慣や生活、町並み、工業製品のような物にまで、連綿と息づいています。現代の最先端技術とその無意識の江戸時代とのつながりを考えます。

講師紹介

鈴木 一義
国立科学博物館名誉研究員
日本における科学および技術の発展状況を、江戸時代から、現代の自動車、航空機産業まで、幅広い分野で博物館的な実物資料の視点から調査・研究を行っている。経産省ものづくり日本大賞選考委員や文化庁世界遺産委員、機械学会や航空宇宙学会などの歴史遺産委員、トヨタ産業技術記念館などの博物館構想委員などを努める。
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