ジャンル 現代社会と科学

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メディアを深掘り!映像文化から考えるプロパガンダ

  • 秋講座

須藤 遙子(摂南大学教授)

曜日 木曜日
時間 10:30~12:00
日程 全5回 ・09月24日 ~ 11月26日
(日程詳細)
09/24, 10/08, 10/22, 11/12, 11/26
コード 730706
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 14,850
ビジター価格 受講料 ¥ 17,077

目標

・映像の政治性を理解する
・商業映画の経済的意図と視聴者の主体的消費のダイナミズムを理解する
・映画を使用した自衛隊広報について知識を深める

講義概要

本講義では、講師の専門である「自衛隊協力映画」を中心に、様々な映画作品に言及しながら、映像の政治性に関する考察を深めていきます。自衛隊協力映画とは、広報の目的で公的に自衛隊が協力した一般劇映画を指します。その協力の範囲は、自衛官としての所作や号令などの俳優への指導から、戦車・戦闘機・イージス艦・潜水艦などの大規模な演出協力まで、非常に多岐にわたります。
映画やアニメなどで展開される権力側に有利なメッセージを理解し、現代社会に溢れる映像文化を、ナショナリズムの視点から多角的にクリティカルに一緒に分析していきましょう!

各回の講義予定

日程 講座内容
1 09/24 自衛隊協力映画とは 講師自己紹介。プロパガンダの定義、映像文化の政治性とは何か、自衛隊協力映画の法的根拠や現行方針などについて解説する。
ストーリーに自衛隊は登場するものの、自衛隊による公的な協力はなされなかった非自衛隊協力映画についても触れる。
2 10/08 航空映画 『今日もわれ大空にあり』(1964年)、『ジェットF104 脱出せよ』(1968年)、『BEST GUY』(1990年)など、自衛隊協力映画の出発点ともいえる航空映画について解説する。『トップガン』(1986年)についても取り上げ、米軍の映画協力基準との比較も行う。
3 10/22 怪獣映画 『ゴジラ』(1954年)、『ゴジラVSビオランテ』(1989年)、『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年)、『ガメラ2 レギオン襲来』(1996年)、『ゴジラ×メカゴジラ』(2002年)、『シン・ゴジラ』(2016年)、などの現実に即した演出について解説する。
4 11/12 テロ映画 北朝鮮を彷彿とさせる敵が登場する『亡国のイージス』(2005年)と『ミッドナイトイーグル』(2007年)、『名探偵コナン 絶海の探偵』(2013年)について解説する。
5 11/26 自衛隊協力映画の時代的背景 「開始期」(1960‐1970)「中断期」(1970‐1989)「再開期」 (1989‐2000)「発展期」 (2001-2011年)「成熟期」(2012年以降)という自衛隊協力映画における5つの時期を、それぞれの時代的背景との関連で解説する。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆休講が発生した場合、補講日は12月3日(木)を予定しています。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インタ
ーネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
◆『映画のなかの自衛隊:防衛省のメディア広報戦略』(ISBN:978-4272331154)を事前にお読みいただくと理解が深まります。

講師紹介

須藤 遙子
摂南大学教授
早稲田大学第一文学部卒業後、NHKディレクターとして幼児番組制作。フリーのTVプロデューサーの後に、日本学術振興会 特別研究員(PD)、筑紫女学園大学現代社会学部准教授・教授、東京都市大学メディア情報学部教授を経て現職。研究テーマは自衛隊や在日米軍の広報戦略、国家シンボルとプロパガンダ。

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