ジャンル 芸術の世界
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ガンダーラ仏教美術の造形
田辺 理(京都大学文化遺産学・人文知連携センター連携研究者)
| 曜日 | 水曜日 |
|---|---|
| 時間 | 13:00~14:30 |
| 日程 |
全7回
・09月30日 ~
11月11日 (日程詳細) 09/30, 10/07, 10/14, 10/21, 10/28, 11/04, 11/11 |
| コード | 730433 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 20,790 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 23,908 |
目標
・ガンダーラ仏教美術の特色を知る。
・博物館や美術館に足を運んだ際に、ガンダーラの仏教美術を理解した上で鑑賞できる。
講義概要
ガンダーラとは、パキスタン北部にあるペシャーワル市の周辺地域を指します。この地域は前4世紀にアレクサンダー大王が征服して以後、インドのマウリヤ朝やギリシア人の王朝などに征服されましたが、1世紀半ばから3世紀半ばにかけて遊牧民族のクシャン族に支配されました。クシャン王朝下のガンダーラでは、仏教文化が栄え、各地に仏塔や僧院が建立され、史上初めて仏像が造られました。本講座では、はじめにガンダーラの仏教美術の基礎的な話を行い、次に、仏像の起源について解説します。最終的に、ガンダーラ仏教美術に見られる酒神ディオニューソスの造形が何を意味するのか明らかにします。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/30 | ガンダーラ仏教美術の基礎知識 | パキスタン北部にあるガンダーラの仏教美術の入門講座を行います。ガンダーラでは、2世紀から4世紀の間に、仏教美術が隆盛を迎えました。第1回では、この地で生まれた仏教美術と遺跡について概説を行います。 |
| 2 | 10/07 | ガンダーラの歴史とコイン | ガンダーラの歴史を知ると、この地域の仏教美術への理解が深まります。この地域は、体系的な歴史を記した史料が僅少であるので、この地域で栄えた王朝が発行したコインを見ることによって、この地域の歴史を解説します。 |
| 3 | 10/14 | マトゥラーの仏教美術 | インドのマトゥラーでは、1世紀から3世紀の間にクシャン朝の支配を受けました。マトゥラーの仏教美術は、「マトゥラー美術」と称される土着的なインド特有の美術様式を備えています。第3回では、このマトゥラー美術の概説を行います。 |
| 4 | 10/21 | 釈尊の人生と仏伝図 | ガンダーラからは、仏教の開祖釈迦牟尼の人生を造形化した仏伝図が多く出土しており、釈迦牟尼の誕生から涅槃までの伝記を辿ることができます。本講座では、ガンダーラの仏教彫刻の仏伝図を用いて、釈迦牟尼の人生について解説します。 |
| 5 | 10/28 | 仏像の起源 | 紀元後100年前後に、ガンダーラにおいて、仏教の開祖である釈尊を人間の姿によって表現した仏陀像や菩薩像が制作され、仏教における偶像崇拝が確立されました。第5回では、ガンダーラにおいて何故、釈尊が人間の姿で表現され、仏像が制作されるようになったのか、すなわち仏像の起源について解説します。 |
| 6 | 11/04 | ヘラクレスの東漸 | ギリシア神話に登場する英雄ヘラクレスは、ガンダーラにも伝わり、その造形は、執金剛神(ヴァジュラパーニ)として仏教美術に取り入れられます。本講座では、ヘラクレスがヴァジュラパーニとなり、東漸して、日本の仁王像になるまでを解説します。 |
| 7 | 11/11 | ガンダーラのディオニューソス神像 | ガンダーラの仏教彫刻には、一見しただけでは仏教と関係があるか否か分からない図像があります。第7回では、その中でも、酒神ディオニューソス神とその眷属による飲酒饗宴図及び交歓図を採り上げ、何故そのような破戒的な図像が存在するのか解説します。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆休講が発生した場合の補講は、11月18日(水)を予定しております。
◆Zoomウェビナーを使用したオンライン講座です。
◆お申込みの前に必ず「オンラインでのご受講にあたって」をご確認ください。
◆お申込みいただいた有料講座の動画は、当該講座実施の翌々日(休業日を除く)17:30 までに公開します。インターネット上で 1 週間のご視聴が可能です。視聴方法は、以下をご確認ください。
【会員・法人会員】授業動画の視聴方法(会員・法人会員向け)
【ビジター】授業動画の視聴方法(ビジター向け)
◆8/28(金) 13:30より本講座の無料体験講座を実施します。
◆無料体験講座お申込みはこちらから。「無料体験講座」をクリックし、「絞り込み」をクリックしてください。
講師紹介
- 田辺 理
- 京都大学文化遺産学・人文知連携センター連携研究者
- 東京都生まれ。博士(文学、早稲田大学)。専門分野は、ガンダーラの仏教美術史及び東西文化交流史。京都大学白眉センター/文学研究科特定准教授を経て、現在京都大学文化遺産学・人文知連携センター連携研究者。書籍著作物として、『ガンダーラの歴史とコイン』(臨川書店)、『ガンダーラ仏教美術の謎』(光文社新書)などがある。




