ジャンル 人間の探求
オンデマンド
【オンデマンド】ドゥルーズの『差異と反復』を読む
檜垣 立哉(専修大学教授、大阪大学名誉教授)
| コード | 920502 |
|---|---|
| 定員 | 20名 |
| 単位数 | − |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 11,880 |
目標
・現代フランス哲学について理解を深める。
・現代哲学の古典をしっかりと読む。
・あわせてさまざまな二〇世紀思想史の流れに触れる。
講義概要
ドゥルーズは、20世紀のフランスの哲学者であるが、ベルクソンやニーチェの生の哲学を引き継ぎ、21世紀的な生命科学の時代に即応するように議論を展開した。そうしたドゥルーズの前期の主著は『差異と反復』であるが、この書物は、現代思想のなかでさまざまな文脈でもちいられる「差異」と「反復」という言葉を軸に、時間論、発生論、その始原からの展開を辿るものである。今回は『差異と反復』を取り上げた。
各回の講義予定
| 回 | 講座内容 | |
|---|---|---|
| 1 | ドゥルーズの初期思想のまとめ 「差異」について | 『差異と反復』『意味の論理学』を1968年に発表し、現代思想の主要人物となったドゥルーズは、ベルクソン、ニーチェ、スピノザなどの個別研究をつみかさね、精神分析や現象学などの同時代の思想との対立のなかで、独自の「生の哲学」を展開している。まず初期思想とその論脈を辿る。とりわけ「差異」という現代哲学の中で根幹的な語彙を、とりわけベルクソンの哲学からひきだし、『差異と反復』につなげることを、ソシュールやデリダとの対比などにおいて論及する。 |
| 2 | 『差異と反復』の序文および時間論 | 『差異と反復』の「序文」における「差異」と「反復」という言葉、および、独自の時間論に展開していくあり方を辿る。時間論においてはフロイトのタナトス(死の欲動)やニーチェの永劫回帰などとの関連を探る。 |
| 3 | 『差異と反復』のシステム論 | 『差異と反復』のなかで重要な「理念」という概念、そして「理念」が展開されていく始原にあるマラルメ的な「骰子の一振り」、構造を形成していくシステム論的展開を辿り、この書物が現代思想に与えた影響を明らかにする。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆視聴期間は一般申込開始(2026/06/02)から学期終了翌月末(2026/10/31)までになります。一般申込開始以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2025年度 冬期 「ドゥルーズの『差異と反復』を読む」 (02/07〜02/21 土曜日、全3回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。
講師紹介
- 檜垣 立哉
- 専修大学教授、大阪大学名誉教授
- 埼玉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。博士(文学)。大阪大学教授を経て専修大学文学部教授・大阪大学名誉教授。現代フランス哲学研究(『ドゥルーズ入門』ちくま新書)、京都学派研究(『西田幾多郎の生命』講談社学術文庫)、生命論研究(『食べることの哲学』世界思想社、『賭博/偶然の哲学』河出書房新社)をおこなっている。そのほかに『バロックの哲学』岩波書店、『生命と身体 フランス哲学論集』勁草書房 等。




