ジャンル 文学の心

オンデマンド

【オンデマンド】フランス文学に親しむ―『ボヴァリー夫人』考察 作中人物から読み解く『ボヴァリー夫人』の小説世界

  • 夏講座

中野 茂(早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学・明治大学非常勤講師)

コード 920102
定員 20名
単位数
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 11,880

目標

・小説を読み解く様々なアプローチを学ぶ。
・登場人物の分析を通じ当時の社会のありようを理解する。
・近代小説の意義を考察する力を培う。

講義概要

この講座では、近代小説を完成させたとされる19世紀フランスの作家フロベールの作品を通じて、小説への多様なアプローチを学びます。
今回取り上げるのは、代表作の一つであり、約6年の歳月をかけて推敲を重ね、1857年に刊行された『ボヴァリー夫人』です。フロベールはこの作品において、フランスの地方社会の現実を克明に描き出そうとしました。本講義では、特に4人の主要作中人物の分析を通じて作家が示そうとした社会の姿に迫ります。
また、『ボヴァリー夫人』は日本語訳の文庫本が広く流通しており、受講者が手に取って読みやすい作品です。講義では実際にテキストを参照しながら、その魅力と文学的価値を共に確認していきます。

各回の講義予定

講座内容
1 作品紹介:フランス地方社会の主要構成員と物語紹介  
2 ボヴァリー夫人とはいったい誰なのか? ボヴァリズムの源泉としてのエマ・ボヴァリー
3 田舎の保険医シャルル・ボヴァリー 愚鈍さと純真さのはざまで
4 薬剤師オメー 村の知識人の可能性と限界
5 司祭ブールニジャン 寛容から狂信へ
6 これらの作中人物が織りなす社会とは?  

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆視聴期間は一般申込開始(2026/06/02)から学期終了翌月末(2026/10/31)までになります。一般申込開始以降はお申し込みいただけましたら視聴可能になります。
◆この講座は
2025年度 冬期 「フランス文学に親しむ―『ボヴァリー夫人』考察」 (01/14〜02/25 水曜日、全6回)
で開講した講座のアーカイブ講座になります。
◆途中映像音声の乱れるところがありますがご了承ください。
◆オンデマンド講座のため講義内容に関する質疑は受付けいたしかねます。あらかじめご了承お願いいたします。

講師紹介

中野 茂
早稲田大学高等学院教諭、早稲田大学・明治大学非常勤講師
早稲田大学文学研究科博士後期課程満期退学。パリ第Ⅷ大学大学院文学研究科博士課程修了(1996〜2001年仏政府給費留学生)。文学博士。専門は19世紀フランス文学およびフランス語教育。主要著書に『近代フランス小説の誕生』(水声社・共著)、『フローベール文学と「現代性」の行方』(水声社・分担執筆)、『ヴォルテールを学ぶ人のために』(世界思想社・分担執筆)、『「人間」の系譜学 : 近代的人間像の現在と未来』(東海大学出版会・分担執筆)、『フランス語文法のスキーム レベル1』(アシェット・ジャポン/フゥヴェール出版 ・共著)、『フランス語表現とことんトレーニング』(白水社)
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