ジャンル 世界を知る
早稲田校
ビジュアル 英国の文化と言語 英語の「なぜ」に答える
森田 彰(早稲田大学教授)
| 曜日 | 木曜日 |
|---|---|
| 時間 | 10:40~12:10 |
| 日程 |
全10回
・09月24日 ~
12月03日 (日程詳細) 09/24, 10/01, 10/08, 10/15, 10/22, 10/29, 11/12, 11/19, 11/26, 12/03 |
| コード | 130338 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 2 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 29,700 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 34,155 |
目標
・現在につながる英国(イギリス)らしさの本質が理解できる
・英国の文化と歴史に対するイメージを形成する
・英国と大陸ヨーロッパとの文化的・言語的異同を理解できる
・英語の変遷を知ることで、現在の英語の姿と過去のつながりが理解できる
・英語の言語文化の豊かさとその源を知る
・英国の歴史・文化、とりわけ言語に影響を与えた階級の姿が理解できる
講義概要
EU離脱で際立った英国と大陸ヨーロッパとの考え方や文化的な違いは大陸諸言語と英語との関係にも現れています。その英語がどのように成立し、英国の文化、英国らしさにどう影響したか、英語の様々な「なぜ」に答えながら、その立体的イメージを結んでいきます。本講座では、まず、英国の歴史を概観しながら、英語の成り立ちを振り返ります。次に、現地取材の映像も多く含め、文学や演劇、また言い回しなど、英語文化の特徴、各階級間の意識の相違などが現代英語にどう現れているかみていきます。英国にこれから行かれる方、すでに行かれ、そこでの経験を整理したい方、英語の学び直しをされている方にも受講していただきたい講座です。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 09/24 | 英国はどこまでヨーロッパだったか | Brexit で鮮明になった英国(イギリス)と大陸ヨーロッパの違い。それは、意外にも目に見えるものとして存在します。言語もその一つです。それらをまず整理して、以後の講座のキーワードを求めます。 |
| 2 | 10/01 | 英国の王朝とその時代:肖像画を手掛かりに(歴史概観) | 2023年に Charles III の戴冠式が行われ、コインの肖像も変わりました。英国歴代王朝の Kings & Queens の肖像画などを手掛かりに、英国の地理、歴史(時代)を概観します。 |
| 3 | 10/08 | 英国の階級社会 I:生活様式のステレオタイプ | 英国には現在もなお、社会階級が様々な文化の側面にその影を落としています。階級とは何か、それをまず、言語以外の文化的側面から掘り下げていきます。 |
| 4 | 10/15 | 英国の階級社会 II: オクスブリッジで生み出されたもの | 英国のエスタブリッシュメントを生み出し、言語にも大きな影響を与えたオクスフォード大学、ケンブリッジ大学を世界でも特異な教育制度を中心に、両校で客員フェローであった実体験をもとに紹介します。 |
| 5 | 10/22 | 英語の誕生:大陸との決別 | 英語がいかにして現在の英語となったのか。それには、1500年に及ぶ英国と大陸との関係が大きく影響しています。そしてその結果は、英語をヨーロッパの孤立言語にしました。第1回とも通じる話題です。 |
| 6 | 10/29 | 試練の時代 | 英語にとって、中世と言われる時代は、試練の連続でした。北欧のヴァイキングやフランスから来たノルマン人は、今日の英語の姿に様々に影響しました。英語の「なぜ」が解決される第一幕です。 |
| 7 | 11/12 | 英語復活の時代 | 試練の時代を耐えた英語は、突然、英国史の表舞台に戻ってきました。そして、現代英語の発展がはじまります。ロンドン、カンタベリー、ノリッジなどなど英国の名所を旅しながら紹介します。 |
| 8 | 11/19 | 聖書と文学の果たした役割 | 英国は「ことばの国」と言われます。シェイクスピアに代表される演劇。多くの小説家を輩出した英国の「文壇」。ことばを育んだ文学や演劇の役割、女性の活躍など近世、近代の英語文化の実りを概観します。また、共通語の発展に果たした宗教や軍隊の役割を紹介していきます。 |
| 9 | 11/26 | 正しい英語とはどんな英語か? | 正しい英語とは?私たちは、どんな英語を学んできたのか?また、どんな英語を自分は学びたいのか?世界語となった英語がどんな場所でどのような姿を呈しているのか。ダイナミックな遠心力と向心力のうねりを音源からも確認します。実は、英語だけではない英国の状況にも言及します。最終回に向けての質問があれば、この回に伝えてください。 |
| 10 | 12/03 | 英語が世界に運ぶ文化とは | 全体のまとめを行いながら、受講者の皆さんの質問にも答えていきます。素朴な疑問が重要な課題を提起します。その場での質問も歓迎です。楽しみにしてください。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆本講座は2025年度秋学期の同名講座と一部内容が重複しますが、新たな知見を加えています。
◆特に、現代英語の成り立ち、その特徴がどのように生まれたかについてより詳しく扱います。
◆配付したプリントはできれば毎回お持ちください。
講師紹介
- 森田 彰
- 早稲田大学教授
- 専門は英語史(近代)、英語教育。ケンブリッジ大学 Pembroke College、オックスフォード大学 Hertford College で客員フェローとして研究。NHK、BBC、TellusVision,DLA などの映像を活用した英語教材、文科省検定教科書(英語表現:代表執筆者)、英語学関係など著作多数。BBCニュースジャパン番組審議委員。




