ジャンル 日本の歴史と文化

早稲田校

古代の女性外交官

  • 秋講座

伊集院 葉子(専修大学・川村学園女子大学講師)

曜日 木曜日
時間 10:40~12:10
日程 全4回 ・10月01日 ~ 10月22日
(日程詳細)
10/01, 10/08, 10/15, 10/22
コード 130213
定員 30名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 11,880
ビジター価格 受講料 ¥ 13,662

目標

・倭の五王時代の女性の実像に対する理解を深める
・政治・外交分野での古代女性の活躍への理解を深める
・古代史料にひそむジェンダー・バイアスを読み解く力を身につける

講義概要

『日本書紀』には、政治・外交分野で活躍する多くの女性が登場します。なかには、どうみても外交官だったと思える人も。「倭の五王」については、よく知られてきました。この講座では、倭の五王の時代に海を渡って往来した女性を歴史史料から見いだし、役割を考えていきます。列島各地にひろがる前方後円墳に眠る女王たち、5世紀のヤマトと朝鮮半島を往来した豪族女性たち、中国大陸や朝鮮半島諸国からやってきた、専門技術者集団を率いた女性たち、百済から渡来した王女。講義を通して、古代の女性外交官というべき姿が浮かび上がることでしょう。

各回の講義予定

回 日程 講座内容
1 10/01 倭の五王の時代と女性 5世紀の倭の五王の時代の女性たちの姿を、政治・外交の世界にみてみましょう。
2 10/08 古墳に眠る女王たち 卑弥呼の事績をどう読み解けばよいのかを、弥生時代末期から古墳時代前期の王と女王の姿を探りながら考えます。
3 10/15 百済王女・適稽女郎の物語 百済から渡来した采女・適稽女郎。雄略天皇を袖にしたため、処刑されたといいます。雄略のヤキモチの犠牲になった女性の悲劇なのでしょうか?
4 10/22 古代の女性外交官 適稽女郎の使命は、何だったのでしょうか。これまで見落とされてきた「外交の中の女性」の姿を明らかにしていきます。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆参考文献として、歴史文化ライブラリー『采女 なぞの古代女性』(吉川弘文館:ISBN978-4642306058)を事前にお読みいただくと、講座の理解が深まります。
◆本講座は、2025年度秋講座「古代の女性外交官」を再構成したものです。

講師紹介

伊集院 葉子
専修大学・川村学園女子大学講師
千葉大学教育学部卒業。専修大学大学院文学研究科博士後期課程修了、博士(歴史学)。専門分野は、日本古代史、女性史、女官制度、采女。著書に『采女 なぞの古代女性』『古代の女性官僚』『日本古代女官の研究』(以上、吉川弘文館)、『王室・後宮・奥・ハレム』(共著、山川出版社)など。2015年第30回女性史青山なを賞受賞。

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