ジャンル 現代社会と科学
中野校
イスラエル・米国によるイラン攻撃―変わる中東勢力図
大治 朋子(毎日新聞専門編集委員)
| 曜日 | 土曜日 |
|---|---|
| 時間 | 10:40~14:40 ※途中休憩をはさみます。 |
| 日程 |
全3回
・08月22日 ~
09月05日 (日程詳細) 08/22, 08/29, 09/05 |
| コード | 320721 |
| 定員 | 24名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 17,820 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 20,493 |
目標
・2026年2月に始まったイスラエル・米国によるイラン攻撃の状況と舞台裏を学ぶ。
・イスラエルと米国の関係性を歴史的、軍事・政治的な視座などから知る。
・イスラエルにおけるユダヤ教シオニズムと米国におけるキリスト教シオニズムの世界観を理解する。
・激変する中東の勢力図と今後の課題について考察する。
講義概要
2026年2月、イスラエルと米国はイランへの大規模攻撃に踏み切り、最高指導者ハメネイ師や軍幹部らを殺害しました。イラン国家の転覆を狙うかのような軍事行動の影響は世界規模で広がり、「力による支配」がまかり通りつつあるかのようです。なぜイスラエルと米国はあのタイミングで攻撃へと突き進んだのか、その本質的な狙いは何か。こうした根本的な疑問を両国の政治・経済・社会・宗教的観点から考察し、激変する中東勢力図の実相を追いながら世界情勢の現在地を探ります。またイスラエルと米国にみられる共依存的な関係の深層を学びます。
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 08/22 | イラン攻撃の実態と舞台裏 | イランへの攻撃はどのような経緯で起きたのか。なぜ大規模な戦闘に発展したのか。イスラエル・米国の本質的な目的や大義とは。通常のニュースだけでは理解しにくい紛争の背景や舞台裏を、米国ワシントンとイスラエルに計10年以上暮らした講師の経験と知識からひもときます。 |
| 2 | 08/29 | ユダヤ教シオニズムとキリスト教シオニズム 愛憎の共依存 | イスラエルと米国は、かねてより愛憎関係にありました。米国の政治経済的・軍事的支援がなければ現在のイスラエルは存在しません。米国もまたイスラエルを必要としてきました。両国における共依存関係を考えるうえで欠かせないのが宗教的な視点です。ユダヤ教とキリスト教の原理主義者たちの世界観からその実相を読み解きます。 |
| 3 | 09/05 | ネタニヤフとトランプが塗り替えた中東地図 | イラン攻撃は、それまでの中東の地政学的勢力図を大きく塗り替えました。2026年にはイスラエルと米国で選挙があり、世界の政治・経済情勢はさらに変容する可能性があります。イスラエルのネタニヤフ首相と米国のトランプ大統領が操る情報戦、世論工作の実態や両氏が執着するレガシー(遺産)の視点から、今後の中東・世界情勢を考えます。 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆『「イスラエル人」の世界観』(大治朋子著、毎日新聞出版)を参考資料に使いますが、必携ではありません。講座と合わせて読むことで理解が深まります。
講師紹介
- 大治 朋子
- 毎日新聞専門編集委員
- イスラエル・ヘルツェリア学際研究所大学院(テロリズム・サイバーセキュリティ専攻)修了(Magna Cum Laude)。「国際テロ対策研究所(ICT)」研修生。テルアビブ大学大学院(危機・トラウマ学)修了(首席)。東京社会部、ワシントン、エルサレム特派員を歴任。2002,03年度の新聞協会賞を連続受賞、10年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞。英オックスフォード大学ロイタージャーナリズム研究所元客員研究員。単著に『人を動かすナラティブ』『勝てないアメリカ』『アメリカ・メディアウォーズ』『歪んだ正義』など。最新刊に『「イスラエル人」の世界観』。大学客員教授。




