ジャンル くらしと健康

中野校

腸と脳の最新健康科学―心の健康は腸内環境を整えること

  • 夏講座

坪井 貴司(東京大学大学院教授)

曜日 金曜日
時間 10:40~12:10
日程 全2回 ・07月03日 ~ 07月10日
(日程詳細)
07/03, 07/10
コード 320621
定員 70名
単位数 1
会員価格 受講料 ¥ 5,940
ビジター価格 受講料 ¥ 6,831

目標

・メッセージ物質による身体の機能調節について理解を深める。
・腸と脳のつながりについて理解を深める。
・最新科学の知見を日常生活に活かす。

講義概要

現在、腸と脳が互いに情報をやり取りし、機能を調節し合う腸脳相関が注目されています。睡眠の質向上や認知機能改善をうたう食品の普及により、腸内環境を整える重要性は広く知られるようになりました。近年の研究では、腸内環境の乱れが消化器症状に留まらず、不眠やうつ、認知症などの精神・神経疾患、さらには糖尿病や免疫疾患といった全身の不調に深く関わることが明らかになっています。本講義では、腸がどのように脳や心、そして全身に作用するのか。分子・細胞レベルでの最新知見をもとに、その驚異的なしくみを解説します。

各回の講義予定

日程 講座内容
1 07/03 メッセージ物質とは 私たちの身体を整えるために用いられるメッセージ物質(あるいは、生理活性物質とも呼ばれます)にはどのようなものがあるのでしょうか。皆さんご存じの女性ホルモンや男性ホルモン、アドレナリンやオキシトシンなどもメッセージ物質です。これらメッセージ物質は、どのようにして私たちの身体を調節しているのか、そのしくみについて解説します。
2 07/10 腸脳相関とは 腸はさまざまなメッセージ物質を用いて脳と情報交換をしていることが分かってきました。このことを腸脳相関と呼びます。では、この腸脳相関によってどのように行動や情動、さらに、全身の機能を調節しているのでしょうか。そのしくみについて解説します。

ご受講に際して(持物、注意事項)

◆レジュメをご用意します。筆記用具を用意して講義をお受けになって下さい。
◆参考図書:坪井貴司著『「腸と脳」の科学 脳と体を整える、腸の知られざるはたらき』(講談社ブルーバックス)、坪井貴司、寺田新著『よく聞く健康知識、どうなってるの?』(東京大学出版会)

講師紹介

坪井 貴司
東京大学大学院教授
浜松医科大学大学院医学系研究科博士課程修了。博士(医学)。専門分野は、生理学、神経科学、内分泌学。英国ブリストル大学医学部、理化学研究所脳神経科学センターを経て、現在東京大学大学院総合文化研究科教授。日本生理学会評議員、NPO法人東京血管疾患研究所理事などを歴任。著書に『「腸と脳」の科学 脳と体を整える、腸の知られざるはたらき』(講談社ブルーバックス)、『よく聞く健康知識、どうなってるの?』(東京大学出版会)、『魅惑の生体物質をめぐる光と影 ホルモン全史』、『テストステロン―ヒトを分け、支配する物質』(いずれも化学同人)など。
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