ジャンル くらしと健康
早稲田校
東洋医学と現代医療の知をつなぐ漢方と養生 基礎編―歴史を紐解き、日常での活用を考える
小林 義典(北里大学教授)
| 曜日 | 水曜日 |
|---|---|
| 時間 | 15:05~16:35 |
| 日程 |
全8回
・07月01日 ~
08月26日 (日程詳細) 07/01, 07/08, 07/15, 07/22, 07/29, 08/05, 08/19, 08/26 |
| コード | 120617 |
| 定員 | 30名 |
| 単位数 | 1 |
| 会員価格 | 受講料 ¥ 23,760 |
| ビジター価格 | 受講料 ¥ 27,324 |
目標
・「東洋医学の健康観」「漢方薬・生薬とは何か」をその歴史から学ぶ。
・漢方薬や養生法、健身気功などを日常生活で活用するための基本について学ぶ。
・簡単な健身気功の1つ「座式八段錦」を体験する。
・健康長寿とは何か、東洋哲学の視点から考えてみる。
講義概要
東洋医学は数千年にわたる経験知と理論体系を有し、日本では漢方として発達し、保険医療の一環として現代医療との統合的活用も注目されている。
本講座では、「東洋医学の健康観」「漢方薬・生薬とは何か」をその歴史から学び、漢方薬や生薬、養生法、健身気功の基本と日常での応用などを取り上げる。また、現代医学や現代栄養学との接点について具体例を交えて学び、いかに補完関係を築けるかを考察する。さらに、簡単な健身気功の1つとして、座式八段錦を、毎回の講義の最後に1つずつ体験し、最終的に八段すべてを学ぶ。そして、健康長寿とは何か、東洋哲学の視点から、考えてみましょう!
各回の講義予定
| 回 | 日程 | 講座内容 | |
|---|---|---|---|
| 1 | 07/01 | 東洋医学・漢方の歴史 | 東洋医学・漢方の歴史について学ぶ 〔キーワード:伝説の三皇、東洋医学の三大古典、儒教・道教・仏教、氣と経絡、導引・吐納と気功、神仙思想と錬金術、陰陽説・五行説、孫子の兵法、漢方という名称について、幸田露伴〕 座式八段錦:第一段 両手托天理三焦 |
| 2 | 07/08 | 陰陽五行説 | 健康維持の基本理論、陰陽五行説について学ぶ 〔キーワード:四神―青龍・朱雀・白虎・玄武、キトラ古墳、高松塚古墳、相撲、都市計画、鬼門、節分と桃太郎伝説、四神と漢方処方〕 座式八段錦:第二段 左右開弓似射鵰 |
| 3 | 07/15 | 医学・養生の発展と、禅宗、武道 | 禅宗や武道と、医学や養生法の発達との関わりについて学ぶ 〔キーワード:道、禅僧―栄西・田代三喜・曲直瀬道三・沢庵・白隠、貝原益軒の養生訓、平野重誠の病家須知〕 座式八段錦:第三段 調理脾胃須単拳 |
| 4 | 07/22 | 生薬の伝来とその確保 | 生薬の伝来とその確保の歴史について学ぶ 〔キーワード: 伝説(徐福・竹取物語、因幡白兎・役行者など)、仏教伝来、鑑真和上、正倉院、延喜式、丹波康頼の医心方、徳川幕府と御薬園、オタネニンジン、日本生薬学会〕 座式八段錦:第四段 五労七傷望后瞧 |
| 5 | 07/29 | 生薬の薬能と漢方薬 | 生薬の薬能や漢方薬の構成の基礎について学ぶ 〔キーワード:くすし、神仙術・道教、錬金術、神農本草経、薬害ー秦の始皇帝・隋唐代の皇帝・文人ら、医学の大家ー葛洪・陶弘景・孫思邈、証類本草、生薬の気味〕 座式八段錦:第五段 搖頭摆尾去心火 |
| 6 | 08/05 | 漢方薬の活用と有害作用の防止 | 漢方薬の効果的な使い方と有害作用防止のための注意について学ぶ 〔キーワード:張仲景の傷寒論、吉益東洞の薬徴、風邪の初期における漢方治療、お腹の不調に対する漢方治療、漢方薬の副作用〕 座式八段錦:第六段 攅拳怒目増気力 |
| 7 | 08/19 | 五味と生活習慣病 | 生活習慣病の予防における五味のバランスの重要性を学ぶ 〔キーワード:食養生と栄養疫学、メタボリックシンドローム〕 座式八段錦:第七段 両手攀足固腎腰 |
| 8 | 08/26 | 導引吐納・漢方とフレイル | フレイル予防における身体活動・導引吐納の重要性を学ぶ。また、栄養支持における漢方薬の有用性を学ぶ。 〔キーワード:健康寿命とフレイル、貝原益軒の養生訓、導引吐納・気功、丹田、腹証、漢方薬による栄養サポート〕 座式八段錦:第八段 背后七顛諸病消 |
ご受講に際して(持物、注意事項)
◆座式八段錦を体験するので、ゆったりとした服装(動きやすい服装)で参加してください。
講師紹介
- 小林 義典
- 北里大学教授
- 薬学博士(京都大学)。北里大学で、薬用植物学、生薬学、東洋医学、健康食品論、養生法(太極拳)演習などの教育を担当、主に生薬の品質管理や資源確保を研究。書籍等著作物として「現代医療における漢方薬」(南江堂)がある。企業での機能性食品開発の経験も有り、現在、アドバイザリースタッフの育成にも従事している。




